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U-21日本代表 パリ2024オリンピックに向けていよいよ始動
2022年03月08日
2024年に開催されるパリオリンピックを目指すU-21日本代表チームが3月7日(月)、高円宮記念JFA夢フィールドで活動をスタートしました。
このチームの指揮を執るのは、Jリーグ鹿島アントラーズを率いて2018年のAFCチャンピオンズリーグを制し、FIFAクラブワールドカップ出場経験もある大岩剛監督。コロナ禍で東京2020オリンピック開催が1年延期されたため、パリオリンピックに向けチームに与えられた時間はおよそ2年4か月と通常より約1年短くなる中、大岩監督と選手たちにとって大きな挑戦が始まります。
始動日のこの日は、大半の選手がアジア競技大会に向けた事務手続きを行い、夕方のトレーニング前のミーティングでようやく選手とスタッフ全員が一堂に会しました。今回の活動に集まった26人の選手を前に大岩監督は、「我々のターゲットははっきりしている。日常を変え、スタンダードを変え、日本代表アイデンティティを体現して全員でそのターゲットに向かって進もう。今日がその一歩であり、ここにいるみんなが最前線」と発破をかけました。
週末に行われたリーグ戦や移動による負担を考慮して、この日は全員がジョギングとストレッチでコンディションを調整。続く2日間のトレーニングに備えました。
U-21日本代表はこの3日間のトレーニングキャンプを終えると、月末にはアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるドバイカップU-23に出場し、年内は5月に開幕するAFC U23アジアカップと9月のアジア競技大会を大きなターゲットに据えて強化活動を続けていきます。ひとつひとつの活動と、そこに向かう1日1日を大切にしながら、2024年7月のパリ2024オリンピックを目指します。
選手コメント
DF 馬場晴也 選手(東京ヴェルディ)
新しい監督の下に立ち上がったチームでパリオリンピックを目指す中で、選ばれたことは率直に嬉しいですし、やってやろうという気持ちが強いです。これまでU-16くらいから日本代表には呼ばれてきて、それを自然に感じていた部分もありますが、今日のミーティングであらためて日本代表がどんなところなのかを聞いて、自分の中で燃えてくるものがありました。ここで満足することなく、監督が言うようにフル代表入りを目指して頑張ります。
MF 山本理仁 選手(東京ヴェルディ)
U-15世代からずっと日本代表でプレーしてきて、その時から自分が一番上の年齢でパリオリンピックの舞台を迎えられることはわかっていました。そこにはずっと入っていたいと思っていましたし、今こうしてそのチームでやれていることは嬉しいです。今日のミーティングで監督の熱い話を聞いて、よりいっそう緊張感が高まりました。自分がここで成長を止めたらすぐに違う選手が入ってくるという危機感もあり、気を抜けないですし、アピールしていくしかないと思っています。
FW 櫻川ソロモン 選手(ジェフユナイテッド千葉)
パリオリンピックに向かうスタートラインに立っていること、パリオリンピックに近いところにいるのは素直に嬉しいですが、これまでのオリンピックチームもそうだったように、最初に入っていた選手で最後まで残っている選手は少ないといつも感じていたので、そこは油断できないと感じています。今後は、まず自分のストロングポイントであるフィジカルの強さやゴール前の迫力あるプレーを伸ばしていきながら、まだまだ足りない部分もあるので、そこも同時に伸ばしていきたいと思っています。そして、絶対にメンバーに入ります。
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