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C大阪が神戸から大量5得点を奪い今季初勝利! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WEST第3節

2022年04月18日

C大阪が神戸から大量5得点を奪い今季初勝利! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WEST第3節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WESTは4月16日(土)と17日(日)に第3節を実施しました。16日のセレッソ大阪舞洲 天然芝グラウンドではセレッソ大阪U-18(大阪)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が対戦しました。

ピックアップマッチ

セレッソ大阪U-18 5-2(前半3-2、後半2-0)ヴィッセル神戸U-18

ホーム初戦で今季初白星を狙ったC大阪でしたが、序盤は高い位置からボールを奪いに来た神戸に苦戦しました。3分には神戸FW森田皇翔選手(#39)に先制点を決められましたが、時間の経過と共に自陣からの落ち着いたボール回しで主導権を握る時間が増えました。24分にはテンポ良くつないだパスで、中央を崩すとFW木下慎之輔選手(#11)が同点ゴールをマーク。続く31分にはペナルティーエリア左外でボールを持ったFW末谷誓梧選手(#19)が、DF西川宙希選手(#23)の攻撃参加を引き出すと、最後は中央の木下選手が決めて、逆転に成功しました。

34分にMF永澤海風選手(#10)のパスからゴール前を抜け出したDF村井清大選手(#3)のゴールによって、再び同点となりましたが、直後の36分には左CKを獲得。ゴール前にこぼれたボールをDF川合陽選手(#5)が押し込み、C大阪が1点リードで前半を終えました。「立ち上がりは相手の勢いに飲まれて、自分たちのペースではなかったのですが、しっかりつなげる場面が多くなってから、点も入って自分たちの流れがつかめました」と末谷選手が振り返ります。

後半に入ってからもC大阪の攻撃は衰えません。46分にはハーフウェーライン付近でボールを拾った木下選手が「近くに味方もいたのですが、自分が決めたいという気持ちが強かったので、自分で行きました」とそのままドリブルで相手ゴール前まで独走。ペナルティーエリア内へ入った瞬間に放ったシュートがゴール右隅に決まり、ハットトリックを達成しました。

2点差となってからは神戸の足が止まったこともあり、C大阪が相手エリアを仕掛ける場面が増加。神戸が反撃の機会をうかがっても、「センターバックの2人で、攻めの時間を長くするため、攻撃している間ももう1回攻撃につなげられるようリスク管理を意識していた」と話す川合とDF白濵聡二郎選手(#39)が前に出て跳ね返し、相手陣内で試合を進めました。63分に打たれた神戸の村井選手のミドルシュートもゴールポストに助けられました。

69分には中央でボールを持った木下選手が右サイドに展開。受けたMF皿良立輝選手(#12)がドリブルで対面したDFをかわして、5点目を決めてタイムアップ。C大阪が大量得点で今季初勝利を手にしました。

監督・選手コメント

島岡健太 監督(セレッソ大阪U-18)
序盤は悪くて、受けなくていいプレッシャーや緊張を受けていたように感じました。2失点とも自分たちのミスからで、ボールをちゃんと自分のものにしていないのに、パスをしていたので、ボールを失っていました。でも、試合の中で、自分たちで考えて修正できたのは良かったです。相手に飲み込まれる場面がまだまだ多いのですが、うまくできたときは前に進めており、それが得点になっています。今日はそうした回数が増えてきたと実感できるゲームでした。

DF #5 川合陽 選手(セレッソ大阪U-18)
相手のプレッシャーを受けたせいで試合の入り方が悪かったのですが、技術を見直すことによって自分たちで立て直せました。今日は勝てましたが、内容がすごく良かったわけではありません。まだまだ、もっとできるはずなので、来週はもっと良い勝利がしたい。守備はもっと完璧にしないといけないし、攻撃では5点取れたけど、自分たちの技術が上がればもっと決められた試合でした。最後のクオリティーを全員で意識していきたいです。

安部雄大 監督(ヴィッセル神戸U-18)
今日は守備が軽く、簡単に失点を重ねた結果、ゲームが苦しくなりました。簡単に裏を取られたり、1対1でもやられていたのを、最後まで修正できなかったです。点差が開くといろいろなことが難しくなり、攻撃で焦りが出て、縦に速くなりました。我々がやりたい「揺さぶりながら、隙を突いていくサッカー」ではなく、直線的な攻撃になっていました。攻撃どうこうよりも、守備を安定させないといけません。次節に向けて、しっかり立て直したいです。

MF #10 永澤海風 選手(ヴィッセル神戸U-18)
5失点は後ろの問題もありますが、チーム全体が練習から強度を上げていかないと守備力は身に付きません。チーム全体の敗北だと思います。前節の敗戦を受けて、みんなで一から、練習からやり直し、負けないよう頑張ろうと話していました。個人としても同じような敗北はしたくないと思っていたのですが、また負けてしまった。まずはこの負けをそれぞれが個々で持ち帰ってから話し合って、次はもう負けないようにしたいです。

その他の試合結果

ガンバ大阪ユース 延期 東福岡高校
名古屋グランパスU-18 3-4(前半2-2、後半1-2) ジュビロ磐田U-18
サンフレッチェ広島F.Cユース 1-3(前半0-0、後半1-3) 静岡学園高校
サガン鳥栖U-18 3-0(前半0-0、後半3-0) 大津高校
清水エスパルスユース 5-4(前半3-3、後半2-1) 履正社高校

3連勝を懸けた名古屋グランパスU-18(愛知)とジュビロ磐田U-18(静岡)の一戦は、FW原田輝選手(#11)の2ゴールなどにより、磐田が4-3で勝利。前年王者のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)に挑んだ静岡学園高校(静岡)は、MF寺裏剣選手(#11)の先制点を皮切りに3点を奪い、快勝しました。ホームに大津高校(熊本)を迎えたサガン鳥栖U-18(佐賀)は試合時間残り20分を切ってからの3ゴールにより、今季2勝目を挙げました。激しい打ち合いとなった清水エスパルスユース(静岡)と履正社高校(大阪)のカードは、5-4で清水に軍配が上がりました。なお、ガンバ大阪ユース(大阪)と東福岡高校(福岡)の試合は延期となりました。代替日は決定次第お知らせします。

大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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