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U-21日本代表 グループステージ第2戦に向けてグループに分かれて調整
2022年06月05日
AFC U23アジアカップウズベキスタン2022の初戦のUAE戦を2-1の勝利で飾ったU-21日本代表は試合翌日の4日(土)、中2日で迎えるグループステージ第2戦のサウジアラビア戦に向けて準備を始めました。
GK鈴木彩艶選手を除く初戦のスターティングメンバーと、ハーフタイムで途中出場した三戸舜介選手の11人はホテルに残り、リカバリーメニューで回復に努めました。一方、途中出場あるいは出場時間のなかった12人は練習会場に出てトレーニングを実施。リカバリー組とは逆にしっかりと体を動かしてコンディションを保ちます。フィールドプレイヤーは9人と少ない人数のため、トレーニングメニューは必然的に少人数、小スペース、そして高強度なものになります。2対1のシュートトレーニングでは攻撃を終えた後の素早い守備への切り替えが求められ、4対4では狭いスペースでディフェンダーを剥がす動きや、2人目、3人目の選択肢となるようにサポートに動き続けるなど、強度高くプレーし、合間に十分なインターバル時間を設けてメリハリのついたトレーニングでシャツの色が変わるほどの汗を流しました。
U-21日本代表のグループステージ第2戦の相手のサウジアラビアは、3月のドバイカップで決勝を戦った相手です。細谷真大選手のゴールで逃げ切った試合でしたが、「内容ではやられていた」と選手たちも話し、今大会初戦ではタジキスタンを相手に5得点完封というスタートを切っています。U-21日本代表はノックアウトステージ進出に向けてコンディションを万全に整え、分析を尽くして試合に臨みます。
選手コメント
DF #16 内野貴史 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
2ゴールに絡むことができましたが、まずは試合に勝つことができて嬉しかったです。1点目については、相手のミスもあって自分としてはラッキーな形になりましたが、自分のアシストでなかったとしても自分のゴールのことのように嬉しかったです。緊張感の高い試合ではミスは起きるものと思っていて、危険なスペースに人数が揃っていたら多少ラフなボールでも入れていこうと思って後半は臨みました。2点目は、チームコンセプトとして選手全員が意識していたプレーなので、チームに根付いていることが証明できたゴールだと思います。
MF #14 山田楓喜 選手(京都サンガF.C.)
まずはチームの勝利のために戦うというところで、それが結果につながったのはよかったです。初スタメンでしたが、自分はあまり緊張するタイプではないので、緊張はなかったです。自分の持ち味は攻撃ではカットインからのミドルシュートや、間に入っていってコンビネーションからのシュートだと思っています。そうしたプレーは出せたと思いますが、最後のところで決めきれないのは課題として見つかったので、次こそはゴールを決めたいと思います。
AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022
大会期間:2022/6/1(水)~2022/6/19(日)