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U-21日本代表 グループステージ第2戦 サウジアラビア戦に向けて非公開トレーニングを実施
2022年06月06日
U-21日本代表は5日(日)、AFC U23アジアカップウズベキスタン2022のグループステージ第2戦となるサウジアラビア戦を翌日に控えて前日練習を行いました。
前日の2グループに分かれた調整から再び23人全員が揃ったこの日のトレーニングは、初戦のUAE戦前日と同様に冒頭15分以降をメディア非公開にして行われました。大岩剛監督は選手を前に「昨日のトレーニング組の取り組む姿勢は素晴らしかった。23人全員がいつでも試合に出られる準備を怠らない」と話し、あらためてチーム一丸となってサウジアラビア戦に臨むことを強調しました。
入念なウォーミングアップでは下半身、特に股関節を意識して足を動かします。続くステップワークでもしっかりとお尻に重心を乗せた体重移動から足を運ぶことが強調されました。その後は制限付きのボール回しや2人組のロングキックを経てセットプレーを確認してこの日のトレーニングを終えました。
対戦するU-23サウジアラビア代表は、大岩監督が「個々の能力が高く、間違いなく優勝候補」と評するチームで、サウジアラビア代表としてプレーする選手も多く、3月に行われたドバイカップでも1-0で勝利した結果に反して大いに苦しめられました。選手たちも、強さだけでなく戦術的にもレベルが高いと話し、ノックアウトステージ進出を懸けて大一番に臨みます。
選手コメント
DF #17 加藤聖 選手(V・ファーレン長崎)
初戦のUAE戦はボールに不慣れなこともあって足に全然つかなくて、試合を通して納得できるプレーもできず、勝ちはしましたが自分のプレーには悔しさが残る試合でした。UAE戦で慣れましたし、練習でもボールフィーリングは掴めてきているので、サウジアラビア戦は大丈夫だと思います。次の試合こそ納得できるプレーをして、自分の持ち味をたくさん出してチームの勝利に貢献したいです。その上でチームが勝てれば、ノックアウトステージに勢いを持って進めると思うので、まず目の前の試合に勝つことだけを考えて試合に臨みたいと思います。
FW #9 藤尾翔太 選手(徳島ヴォルティス)
前半はベンチから試合を見ていて、苦しい展開というのは分かっていたので、試合に出たらどんなプレーをしようかイメージしていましたし、ゴールとか、チームに貢献できるプレーをしたいと思っていました。ゴールこそできませんでしたが、チームを勝たせるアシストができて率直に嬉しかったです。ボールを受けてからゴール前を見たら(細谷)真大が見えたので、イメージ通りのボールを送ることができました。難しい試合を終えたあとのチームの雰囲気はすごく良いものを感じていますし、自分のコンディションもいいので、サウジアラビア戦に出たらしっかりと結果を求めながら、チームが勝てるようにプレーしたいです。
FW #18 鈴木唯人 選手(清水エスパルス)
UAE戦でアジアの戦いの難しさや相手のプレッシャーのスピードや強さは分かったので、チームとしてはその上で次のサウジアラビア戦に臨めるのはいいことだと思います。UAE戦は、個人的には前半はあまり動けませんでしたが、後半は動けるようになって、ここまでいい具合に疲労も取れてきているので、良いコンディションで臨むことができます。相手が違うので全然違う試合にはなると思いますし、総力戦になると思うので、自分たちからアクションを起こして相手に向かっていきたいです。サウジアラビアは3月にもドバイカップで戦った相手ですが、相手は負けているので相当な気持ちで来ると思います。結果は一番大事で、自分も求めていきたいですし、サウジアラビア戦がとても大事であることはチームとして理解しているので、チームの勝利にとって一番いい働きをしたいです。
AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022
大会期間:2022/6/1(水)~2022/6/19(日)