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U-21日本代表 開催国ウズベキスタンとの準決勝は無観客試合に
2022年06月15日
AFC U23アジアカップウズベキスタン2022の準決勝を翌日に控えたU-21日本代表は14日(火)、試合に先がけて実施された公式会見に大岩剛監督とFW細谷真大選手が登壇し、午後のトレーニングは非公開で実施しました。
会見で大岩監督は「まだ我々のターゲットには辿り着いていない。攻守にアグレッシブな我々のスタイルでしっかりと勝ちきりたい」と話すと、細谷選手も「開催国を相手にタフな試合になる。良い準備をして臨みたい」と力強く意気込みを語りました。
大岩監督が「個々にスピードや高さのある能力の高い選手を擁するチーム」と分析する開催国ウズベキスタンは、グループステージを2勝1分、8得点1失点で1位通過。グループステージ第2戦のカタール戦では大量6ゴールと攻撃陣が爆発しました。準々決勝のイラク戦では、試合序盤にGKが退場となり、多くの時間をひとり少ない数的不利な状況下で戦いながらも、2-2の同点で迎えたPK戦で勝利して準決勝に駒を進めました。
この準々決勝において、審判の判定を不服に思ったスタンドのウズベキスタンサポーターによる物の投げ入れ等の違反行為があり、これを重く受け止めたアジアサッカー連盟は、準決勝のウズベキスタン対日本の一戦を無観客試合とすることを決定しました。最大500人の日本のサポーターは入場が認められ、完全アウェイの状況から一転、日本はサポーターの声援がかき消されることなく戦いに臨むこととなります。
決勝進出をかけた準決勝・ウズベキスタン戦は15日(水)日本時間25時キックオフ予定です。
選手コメント
DF #3 馬場晴也 選手(東京ヴェルディ)
ここまで失点も少なくこれているので、守備陣として自信になっています。準決勝の相手はホームのウズベキスタンで、前線から圧力をかけてくると思うので、声で、あるいはプレーでチームを引っ張って、集中して戦いたいです。個人的にはすべての試合が決勝のつもりで臨んでいるので、何も変えることはなく、いつも通り戦いたいと思います。
DF #22 チェイスアンリ 選手(VfBシュトゥットガルト/ドイツ)
ここまで来たら優勝が目標なので、まずこの一戦を大事にして、決勝に進めるように、この試合にしっかりと臨みたいです。(無観客試合という結果を受けて)個人的にはお客さんに見てもらいたいという思いもありましたし、完全アウェイという状況も経験したかったですが、決定に関係なく、しっかりと勝ちたいと思います。まずはチームの勝利のために、無失点でいきたいと思います。
FW #9 藤尾翔太 選手(徳島ヴォルティス)
試合に出るとすればサイドでの起用になると思いますが、そこでの仕事を全うしながらチーム全体で勝ちます。まずは1試合1試合全力投球で頑張ります。このチームが立ち上がってからまだ負けていないので、それを崩さずに、全勝して優勝して日本に帰りたいと思います。
AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022
大会期間:2022/6/1(水)~2022/6/19(日)