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【Match Report】U-19フットサル日本代表 初の海外遠征でハンガリー代表に10-1で快勝【Futsal Week U19 Summer Cup - Porec 2022(6/21-6/26)】

2022年06月22日

【Match Report】U-19フットサル日本代表 初の海外遠征でハンガリー代表に10-1で快勝【Futsal Week U19 Summer Cup - Porec 2022(6/21-6/26)】

Futsal Week U19 Summer Cup - Poreč 2022
2022年6月21日(火) KO時間 21:00(現地時間) 試合時間 40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
Finida Hall(クロアチア/ポレチ)

U-19フットサル日本代表 10-1(前半7-1、後半3-0)U-19フットサルハンガリー代表

得点
1分 陣川凌(U-19フットサル日本代表)
4分 田口大雅(U-19フットサル日本代表)
10分 宮下豪也(U-19フットサル日本代表)
13分 中島圭太(U-19フットサル日本代表)
17分 尾形颯志U-19フットサル日本代表)
18分 陣川凌(U-19フットサル日本代表)
19分 失点(U-19フットサルハンガリー代表)
20分 原田快(U-19フットサル日本代表)
28分 中島圭太(U-19フットサル日本代表)
35分 宮下豪也(U-19フットサル日本代表)
38分 原田快(U-19フットサル日本代表)

スターティングメンバー
GK:井戸孔晟
FP:陣川凌、中島圭太、原田快©、宇野伊織

サブメンバー
GK:川上翼
FP:中村心之佑、成田美光、伊東陽希、尾形颯志、柴山圭吾、宮下豪也、田口大雅、伊集龍二

登録外メンバー(出場停止、怪我など)
GK:なし
FP:なし

マッチレポート

2022年6月21日(火)、クロアチアで開催されているFutsal Week U19 Summer Cup - Poreč 2022のグループステージの初戦に臨んだU-19フットサル日本代表はハンガリー代表に対して厚みのある攻撃で得点を重ねて最終スコア10-1で白星発進となりました。

昨年12月に立ち上がったこのチームで初の海外遠征となった今回、選手たちにとっては初めて海外の選手と対峙する試合となりました。試合前のミーティングで木暮賢一郎監督は選手たちを集めて日本代表のユニフォームの袖に手を通して海外で国歌斉唱し、フットサルをプレーできることがいかに素晴らしいことか、そしてその瞬間を噛みしめながらプレーするように伝えました。この日に予定されていた試合の中で最後の対戦カードとなった日本対ハンガリーは日の落ちた21時に相手ボールでキックオフとなりました。

第1ピリオドは日本代表がハンガリーゴールに積極的に攻め込む展開となります。開始直後の1分には陣川凌選手が味方の折り返しに合わせて幸先よく先制点を奪うと、4分には田口大雅選手が相手からボールを奪ってから個人技でさらに相手を交わしてゴールネットを揺らして2点のリードを奪います。木暮監督は選手を短いスパンで交代させながら相手ゴールに勇気をもって攻め続けると10分には味方選手のループシュートがバーに当たり跳ね返ったところに待ち構えていた宮下豪也選手が追加点を押し込むと、直後の13分にはGKの井戸孔晟選手の素早いリスタートでロングスローのパスを右サイドで収めた柴山圭吾選手が逆サイドを駆け上がった中島圭太選手にパスを送り、4点目を奪います。立て続けに得点を重ねた日本代表に対してハンガリー代表は身体の大きな選手を前線に配置してロングボールをキープして得点を狙いますが宇野伊織選手や伊集龍二選手が素早く相手選手に身体を寄せてボールを奪取し、自陣で相手にプレーをさせません。相手の攻撃の芽を摘んでいき日本の時間帯が増えていくと、17分には相手ゴール前でボールをキープした柴山選手が足裏でマイナス方向にボールを落とすと走りこんできた尾形颯志選手が強烈なシュートをゴールに突き刺し、同じクラブに所属する2人のホットラインでチーム5点目を奪います。直後にはタイムアウトで木暮監督から指示を受けた選手たちがコーナーキックの場面から最後は陣川選手が再びゴールネットを揺らしてスコアを6-0とします。このまま無失点で折り返したかった日本代表でしたがシュートを相手GKに弾かれた流れからカウンターを受けて得点を奪われてしまいます。しかし、前半終了間際にはこの日キャプテンマークを巻いた原田快選手が相手陣地でボールを奪うとドリブルで一気にゴールに向かって駆け上がり、最後は個人技でゴールを決めて、7-1で第1ピリオドを折り返します。

第2ピリオドはGKには井戸選手に代わり川上翼選手が投入され、立ち上がりにハンガリー代表が日本ゴールに猛攻を仕掛けますが最後まで身体を張ってゴールラインを割らせず、嫌な流れを断ち切ります。ハーフタイムに木暮監督からバリエーション多く相手を崩せるよう積極的にトライしようというメッセージを受けた選手たちはその言葉を体現するかのように相手ゴールへ様々な形で迫っていきます。しかし、これ以上失点を許すわけにはいかないハンガリー代表も身体を強く当てて、強度の高い守備で日本に自由にはプレーをさせません。しばらく膠着状態が続きますが、28分に相手コートの深い位置でボールをキープした見方からラストパスを受けた中島選手が冷静にゴールに流し込んで追加点をあげます。それでも日本代表は攻撃の手を緩めず攻め続けると、35分にはボールを奪い取った宮下選手がそのまま右サイドから狙いすましたシュートを放ち、ゴールの左サイドネットに突き刺します。試合終了間際には原田選手がダメ押しとなる10点目を奪い、最終スコア10-1でU-19フットサル日本代表が初の海外代表チームとの初戦を快勝で終えました。

チームは翌日にヨーロッパの強豪であるウクライナ代表とのグループステージ第2戦に臨みます。

監督・選手コメント

木暮賢一郎 監督
選手たちにとって代表のユニフォームを着て初めての国際試合を勝利で終える事が出来ました。日本フットサルのポテンシャルを示す事が出来たと思います。明日はこの世代で世界でもトップクラスのウクライナとの試合になります。最高の試合が出来るよう準備しますので応援よろしくお願いします。

FIXO #5 陣川凌 選手(バサジィ大分サテライト)
今回、この年代初の国際試合ということで良い準備をして、初戦を勝利で飾ることができました。点差は開きましたが、最後まで得点にこだわって勝ち点3を得ることができました。明日のウクライナ戦は世界トップレベルの相手とできるので、勝ちにこだわり、自分自身成長したいと思います。

ALA #10 宮下豪也 選手(フウガドールすみだバッファローズ)
試合前に日の丸を見上げながら国歌を聴いた時、鳥肌が立ちました。日本代表のエンブレムを背負って戦える事は光栄な事だなと実感しました。海外への移動疲れや時差ボケなど、慣れてない選手も多いのでみんなコンディショニングが難しい中でしたが、チーム全体がこの大事な初戦のために良い準備をしていました。
そのおかげでこの一戦を素晴らしいゲームにする事ができました。明日からまた予選2連戦して中1日でトーナメントがあります。まずは目の前の試合に集中して上位トーナメントに進めるように一個一個勝ちを掴みに行きます。

ALA #12 原田快 選手(ペスカドーラ町田)
まず、一番最初の大事な初戦に10-1で勝利する事ができて良かったです。チームとしては、ボールを保持している時間が長く、10点という大量得点が出来た事、守備では1点に抑える事ができて良かったです。個人としては、ゴールチャンスが10本ほどありましたが、2点しか決める事ができず、悔しい初戦になりましたが、まず試合に勝てる事ができて良かったです。2試合目はウクライナ代表と対戦します。難しい試合になると思いますが、自分たちのいつも通りの力をを発揮し、勝てるように頑張ります。

ALA/FIXO #13 宇野伊織 選手(バルドラール浦安)
まず初戦に勝利したことを嬉しく思います。今回の試合では全員がピッチに立ち海外の選手との感覚や緊張感を味わえてるのでそれも大きな収穫だと思います。明日も試合があるのでしっかり回復し、まずグループステージ3戦を全勝で終えられるよう準備していきたいと思います。応援ありがとうございました。

Futsal Week U19 Summer Cup - Poreč 2022

大会期間:2022/6/21(火)~2022/6/26(日)

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