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2022年度新設のフットサルGK C級コーチ養成講習会 第1コースを実施
2022年07月25日
2022年度に新設した「フットサルGK C級コーチ養成講習会 第1コース」を、千葉県にある高円宮記念JFA夢フィールドにて7月15日(金)から18日(月・祝)の4日間にわたり実施しました。
フットサルGK C級ライセンスでの指導の考え方として、「GKコーチがアナリティックトレーニングと2対2+GKのゲームの中でGKを専門的にテクニックの指導ができる」を目指し、7月15日(金)の初日には、ガイダンス後に「GK理論①」の講義を行い、早速フットサルアリーナに場所を替え、「デモンストレーションテクニック」の実技を行いました。
フットサルGKの経験のある指導者から経験のない指導者まで、フットサルGKの基本テクニックをフットサルGKインストラクターの内山慶太郎氏・赤窄孝氏から学びました。夕食後にはさらに「GK理論②」の講義を行い、2日目の指導実践に向けた指導案の作成を行いました。
7月16日(土)、17日(日)には、午前、午後と指導実践を行い、夕食後の夜には各々「GKの一貫指導」、「トレーニングの構築・指導実践の振り返り」の講義を行いました。
最終日である7月18日(月・祝)には、更に指導実践を行い、最後には4日間で習得した知識を発揮する筆記試験を行い、無事4日間をカリキュラムを終了しました。
インストラクターコメント
内山慶太郎 JFAフットサルGKプロジェクトリーダー
かねてより計画していたフットサルGK C級コーチ養成講習会が実現したことを嬉しく思います。この日を迎えるまで、フットサル関係者の方々はもちろん、リーダーの川俣氏をはじめとしたサッカーのGKプロジェクトの方々にもご協力もいただきながら円滑に計画を進めることができました。心より感謝を申し上げます。
フットサルGK C級の内容については、これから段階的に設立するB級・A級に繋がる基礎的な内容が中心となっており、GKコーチだけではなく監督やコーチの方にもぜひ受講のうえ理解いただきたい内容となっています。フットサルにおけるGKの1/5としての役割は非常に多く、そして大きいため、この競技が今以上に発展していくためには、役職にとらわれず「全ての指導者」の方々とGKについて学びを共有することが必須であると考えています。
今回のコースでは、Fリーグのトップチームから4種のクラブチームまで幅広いカテゴリーの指導者の方々にご参加をいただき、3泊4日という期間の中で講義・実技ともに常にオープンなマインドで取り組み、活発なディスカッションが多く見られました。また、皆さんからいただいたフィードバックからは、これからの指導に対する熱い思いが伝わってきました。この気持ちを忘れずに指導を続け、日本のフットサルとGKがレベルアップするために、お互い刺激し合える仲間として頑張っていきましょう。
赤窄孝 JFAフットサルGKインストラクター
日本のフットサルGKを取り巻く環境においてとても大切なフットサルGK C級コーチ養成講習会の第1コースが開催されたことをとても嬉しく思います。またそれと共に、第1回のインストラクターを務めるにあたり、とても大きな責任と共に皆で第一歩を踏み出しました。3泊4日の間の限られた時間の中で、インストラクターにとっても、本コースを受講された指導者の皆様にとっても、とても実りの多い濃密な時間を共有することができたと感じています。本コースを終えてそれぞれの現場に戻り、本コースの学びを指導現場に還元し、研鑽を重ね続け、皆で日本のフットサルGKのレベルアップを求め続けましょう。
受講者コメント
佐藤りえさん
とても、刺激のある充実した時間になりました。事前課題で書いた課題を、講習会で指導デモ、講義を受ける中で、本当に課題だなと感じながらの4日間でした。指導者としてのスキルアップをするためにこの講習を受け、学びを得た責任を今後GKやGKを指導したいと思っている指導者達へ共有するという形で果たしていきたいと思います。まだまだがんばる余地があると思いました。ありがとうございました。
渡邉大さん
非常に素晴らしい講習会を開いて頂き、また参加をする機会を与えて頂きありがとうございました。皆さんのおかげで素晴らしい経験をすることができました。今回学ばせて頂きたことを必ず指導現場にて生かしていき、さらに新しい実績を積み上げていきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。