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逃げ切った町田が無敗記録を4に伸ばす! ディビジョン1通算14,000ゴールも誕生!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

2022年07月26日

逃げ切った町田が無敗記録を4に伸ばす! ディビジョン1通算14,000ゴールも誕生!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

7月23日(土)、24日(日)の2日間、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第6節の4試合が行われました。

2試合ぶりの勝利を目指すY.S.C.C.横浜は、3試合負けなしと好調のペスカドーラ町田をホームに迎えました。激しい攻防を繰り広げたこの試合。まず試合を動かしたのは、アウェイの町田でした。3分、今季初先発の横浜GK井戸孔晟選手がドリブルで上がり前線に送ったボールを毛利元亮選手がカットし、無人のゴールにロングシュート。これがゴールネットを揺らし、町田が先制に成功します。しかし、1点を追う横浜も果敢に攻撃を仕掛け、14分にはGK井戸選手のアシストからロドリゲス・リッツィ・ガブリエル選手が今季初ゴールを挙げ、同点に追いつきました。両者譲らぬ攻防を見せた第1ピリオドを1-1で折り返すと、第2ピリオドでは町田がペースをつかみます。26分、原辰介選手のアシストから山中翔斗選手が勝ち越し点を挙げると、30分にはフットサル日本代表でも活躍する18歳の原田快選手が今季初ゴール。さらにわずか40秒後には山中選手がこの試合2点目となるゴールを挙げ、一気にリードを広げました。3点ビハインドの横浜は34分に菅原健太選手のゴールで2点差に迫ると、6分以上を残し安井嶺芽選手をGKに据えたパワープレーで反撃を狙います。しかし、なかなかチャンスを作ることができず、残り3秒で笠篤史選手がゴールし一矢報いるも3-4で試合終了。逃げ切った町田が無敗記録を4試合に伸ばしています。

かつて優勝争いを演じたこともあるバサジィ大分は、新監督の就任、選手の補強からのチームづくりに時間がかかり、開幕から5連敗で最下位と苦しい状況。その大分が、11位のボアルース長野をホームに迎えました。主力数人を欠きながらも積極的に攻撃を仕掛ける長野に対し、大分もしっかりとした守備でこれを跳ね返すと、10分には右サイドのキックインからパカット選手が強烈なシュートを突き刺し先制に成功します。1-0で迎えた第2ピリオドではさらに攻勢を強め、35分に三浦憂選手が追加点を挙げリードを広げました。長野も田中智基選手をGKに置いたパワープレーで反撃を仕掛けますが、これをしっかりとしのいだ大分が2-0で今季初勝利を挙げています。

また、今節の最終試合、ボルクバレット北九州対立川アスレティックFCでは、メモリアルゴールが生まれました。デザインされたセットプレーから北九州の田村研人選手が挙げたゴールが、Fリーグ ディビジョン1通算14,000ゴールを記録。さらにこのゴールに勢いを得た北九州は、残り2秒で浦上浩生選手がゴールを決め、劇的な逆転勝利を挙げています。メモリアルゴールは、Fリーグ公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。

監督・選手コメント

甲斐修侍 監督(ペスカドーラ町田)
試合前から今季の横浜に対しての対策や考え方を掲げていましたが、第1ピリオドでは少しミスもありバタバタとしてしまいました。ですが、第2ピリオドではある程度うまく進められ、いいゲームの流れになりました。終盤には余計な失点が多かったですが、そういったクロージングの部分を高めていけるようにトレーニングからがんばっていきたいと思います。

鳥丸太作 監督(Y.S.C.C.横浜)
まずは悔しい試合でした。この敗戦は、自分の責任だと思っています。2点差で6分を残しパワープレーをしましたが、インプレー中のチャンスの数を考えると流れを変えないといけないという判断をしました。すぐにマイボールになるとも限らないのでそのくらいの時間が必要でしたが、追いつくか引き離されるかというリスクがあっても、勝つためには試合を動かしたほうがいいという判断です。今、パワープレーの攻撃、守備にも取り組んでいて、その成長を考えても取り入れたいと思っていたので、その決断をしました。

伊藤圭汰 選手(ペスカドーラ町田)
少し難しい試合でしたが、しっかり勝つことができよかったです。ただ、失点の部分や、もっと得点ができる部分もあったので、もう少し楽なゲームにできたのではないかと思います。とはいえ、少しずつですが、だんだん成長を感じられているのはいいことなので、練習からまたがんばりたいと思います。

矢澤大夢 選手(Y.S.C.C.横浜)
僕は最後の10分間の出場でしたが、本来の力を出し切れず2失点をしてしまったので、それが全てです。GKはクリアランスひとつを取っても色々なパターンがあり迷うので、先発の井戸選手には外から見ていて狙われている部分などの声をかけていました。また、井戸選手のいいところはボールを運ぶプレーです。1失点目ではミスをしてしまいましたが、それで自信をなくしてしまってはいいところが出なくなってしまうので、気にせずに積極的にプレーするようにという声もかけました。

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1

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