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【Match Report】U-17日本代表 HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカーの決勝戦も勝利で終える

2022年08月12日

【Match Report】U-17日本代表 HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカーの決勝戦も勝利で終える

広島県で開催された「HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー」の最終日。U-17日本代表は、8月11日(木)15:00、強い日差しの中、決勝戦に臨みました。

大会の優勝をかけた最終戦の相手はクラブ・レオン(メキシコ)でした。試合が始まってから積極的にプレスをかけ、キックオフ直後に右サイドを抜け出した安藤阿雄衣選手(清水エスパルスユース)のクロスにFW後藤啓介選手(ジュビロ磐田U-18)がニアサイドで合わせ、最初のゴールを決めました。

チーム全体で、ボールを失ったらすぐに奪い返しにいくという共通認識を持ち、積極的なプレーが見られます。プレスをかけ続け、26分にDF稲垣篤志選手(浦和レッズユース)が2点目を決めました。その後、FW貴田遼河選手(名古屋グランパスU-18)、またFW後藤選手のこの日2点目となる得点が相次いで決まります。4点のリードを奪うものの、クラブ・レオンもアグレッシブなプレーを続け、前半が終わるまで一進一退の試合でした。後半に入ると、この大会全試合で得点を取り続けているFW郡司璃来選手(市立船橋高)が5点目を挙げました。その後、相手にPKで失点を許すものの、5-1で試合を終えました。

最終戦も勝利し、HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカーを3戦3勝の優勝という形で終えたU-17日本代表。選手たちはピッチ内外で積極的な取り組みを続け、1週間で大きな成長が見られる活動となりました。

 

監督・選手コメント

城和憲 監督
昨年に続き今年もバルコムカップへU-17日本代表として参加させていただきました。大会前に3日間のトレーニングを行い、試合を迎えました。トレーニングではチームとして攻撃、守備における狙いを共有していきました。選手は積極的に取り組みながら、試合へ向けて気持ちの面でも良い準備をしてくれたと思います。そして大会を迎えるにあたって、今大会は平和祈念大会であることを全員で共有し、サッカーができる日常に感謝しながら優勝することを目標に掲げました。
初戦はサンフレッチェ広島ユースとの試合で、入りの面では硬さもあり難しい展開になりましたが、前半と後半に1点ずつを取って勝つことができました。2試合目の広島県高校選抜との試合では1試合目で出た課題を修正し、4得点を奪うことができました。クラブ・レオンとの試合ではなかなか海外のチームとの試合ができない環境の中で対戦できるということで、自分たちの力がどれぐらい通用するのかトライをしようと臨みました。5得点は取れましたが1失点してしまい課題を残す結果となりました。
3試合全勝で、昨年に続き2連覇できたことは選手たちも自信になったと思います。自分たちの特長を出しながら最後まで全力で戦ってくれたことに感謝したいです。また、事前トレーニングから大会まで最善の準備をして共に戦ってくれたスタッフがいたからこその優勝という結果だと思います。コロナ禍という開催自体も難しい状況の中、運営含め様々なサポートをしてくださいました広島県サッカー協会、携わっていただきました全ての方に感謝しています。今回得た経験をもとにさらなる成長を期待したいと思います。

GK #1 小林将天 選手(FC東京U-18)
初戦、2戦目を無失点で勝ってきた中での最終試合にしっかり勝利できたことは良かったです。ただ、失点や連係ミスの部分でまだ課題が残っているので、もっとコミュニケーションを増やしてプレーしていくべきだと思います。今大会、チームとして優勝できたので、この経験を次に繋げていきたいです。

FW #9 後藤啓介 選手(ジュビロ磐田U-18)
最終日で勝てば完全優勝できる中でしっかり勝ち、優勝することができてよかったです。1戦目、2戦目は立ち上がりがあまり良くなかったので、今日は立ち上がりから相手を圧倒しようとチームで話していました。狙い通り、その立ち上がりに1点取ることができて試合を通して主導権を握ることができました。個人としては1戦目も2戦目もチャンスがある中で決めきれずにいたので最後の試合で2得点できてよかったです。

FW #10 貴田遼河 選手(名古屋グランパスU-18)
今日の試合はチームとして早めに点も入って、1失点はしてしまいましたけど、得点も5点取れてよかったかなと思います。個人としては1点取れたことは良かったですけど、もっともっと失わないところだったり受ける技術だったりを上げていかないといけないなと感じました。この代表活動を機にもっと凄い選手になります。

FW #13 行友翔哉 選手(愛媛FC U-18)
最終戦も勝利して全勝優勝できたこと、とても嬉しいです。チームとして1戦目と2戦目の立ち上がりが良くなかったのと、先制点から追加点が遅いというのを共有して臨んで、先制点を早い時間に取れて、前半に4点立て続けに取れたのは良いことだと思います。でも、まだチームとしても個人としても課題はたくさんあります。今回の代表活動は終わりですが、チームに帰って、慢心せずに高い意識を持ち、色々取り組んでいきたいと思います。

HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー

大会期間:2022年8月8日(月)~2022年8月11日(木)
会場:広島/広島広域公園第一球技場

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