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砂上の日本一決定戦が開幕!東京Vなどが1回戦を突破 JFA 第17回全日本ビーチサッカー大会

2022年09月10日

砂上の日本一決定戦が開幕!東京Vなどが1回戦を突破 JFA 第17回全日本ビーチサッカー大会

JFA 第17回全日本ビーチサッカー大会が9月9日(金)、兵庫県明石市で開幕し、大会初日には1回戦8試合が行われました。

新型コロナウイルスの影響による中止を経て、3年ぶりの開催となりました。前回まではリーグ戦が行われていましたが、今回はオールノックアウト方式となっています。

前回王者にして、3連覇中の東京ヴェルディビーチサッカー(関東1/東京)は、好発進しました。BSC明石アレイア(開催地/兵庫)に開始7分で先制されますが、直後に同点ゴール。第2ピリオドと第3ピリオドに2点ずつ追加し、5-1で初戦を突破しました。

フュージョン(北信越/新潟)と東京レキオスBS(関東3/東京)という、優勝経験のある同士がいきなりぶつかるカードも実現しました。キックオフのボールをボレーでたたき込んだフュージョンが先制し、9分にも追加点を奪いましたが、そこからレキオスが逆襲。第1ピリオドで追い付くと、第2ピリオドに3点を決めて逆転に成功しました。フュージョンの反撃を受けたものの、7-4で準々決勝に進んでいます。

ドルソーレ行橋(九州2/福岡)とベル・エキップBS(中国2/岡山)は激戦を演じました。開始6分までに2点を奪われたドルソーレですが、第2ピリオドに試合をひっくり返しました。ベル・エキップも果敢に攻め、残り3分を切ってから、互いに点を取り合い計3ゴールが生まれる白熱の展開。最後はドルソーレが7-5と突き放し、熱戦の幕を閉じました。

大会2日目には準決勝までが行われ、ファイナリストが決まります。

選手コメント

FP #77 佐久間清孝 選手(BSC明石アレイア)
対戦した東京ヴェルディにいるのは日本代表クラスの選手ばかりで、基礎技術も走る力も全然違いました。この会場で練習していますが、照明がないので平日の夜は使えず、土日しか練習できないことも差につながったと思います。それでも、個人的にもチームとしても、力を入れてこの大会に臨んだつもりです。勝てなかったことは悔しいのですが、まだ順位決定戦もあるので、2日目も頑張ります。

FP #10 稲田裕 選手(ドルソーレ行橋)
接戦になりましたが、僕たちは僅差の試合になることが多いので、こういう展開には慣れています。全国大会出場も、明石の砂も初めての選手もいて、対策をしてきたものの雰囲気の違いに慣れるなど、ある程度経験が必要なこともあるので、試合の入り方がちょっと悪くなってしまいました。僕らはガムシャラに戦うという意味で、「砂を喰う」というスローガンを掲げています。その思いが、最後の粘り強さになって出たのかなと思います。

FP #9 松本眞喜志 選手(ハレクティオ岡山)
コロナ禍で大会が中止になった時には、1年間、何のために頑張ってきたのかという気持ちになり、心にぽっかり穴が開いたようでした。今回、明石に来て緊張しましたが、それが良い緊張感になり、早々に得点できました。3年前に出た時には何もできなかったのですが、今回は点も決めて、第2ピリオドまでは良い感じで試合を進められました。でも、僕らは体力面も技術面もまだまだ。また来年もこの大会に来て、一矢報いることができるようにしたいです。

FP #22 田澤亮兵 選手(モスペリオ東北BS)
2年前に東北大会を勝ち抜いて出場権を得たのですが、コロナ禍で全国大会が中止になってしまいました。大会直前にコロナの陽性反応など、いろいろな理由で来られない選手が出て、メンバーの半数くらいが全国大会初出場でした。難しい試合になると分かっていましたが、力を出し切れなかったことに悔いが残ります。冬には無理やり雪の上で練習したりと工夫していますが、南方のチームに比べると練習量は少なくなります。トーナメント初戦の難しさもありますが、勝てるチームもいます。その勝てるチームになれるよう、トレーニングを頑張ります。

1回戦ハイライト

大会日程:2022年9月9日(金)~2022年9月11日(日)
大会会場:兵庫県/明石市大蔵海岸

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