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今年度2回目のJFAエリートプログラムU-13トレーニングキャンプが終了
2022年09月20日
9月14日(水)から千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドで活動していたエリートプログラムU-13トレーニングキャンプが18日(日)、5日間のキャンプを終えました。
北海道から九州まで全国9地域から選ばれた22名の選手たちは、初日から最終日までそれぞれ設定されたテーマを基にトレーニングに臨み、自分のストロングポイントや課題を見つめなおし、自身の力を100%出せるように取り組みました。4日目と5日目に実施したトレーニングマッチでは、それぞれ鹿島アントラーズジュニアユース、FC東京U-15深川と試合を実施しました。どちらも1学年上の選手を中心としたチームが相手で、早いスピード・フィジカルを伴うプレーに対して戸惑う部分も多くありましたが、次第に修正し、インテンシティを高く持って戦い抜き、自らの課題を把握する貴重な機会になりました。
オフザピッチでは、毎晩のミーティングで担当スタッフからメディカル面、フィジカル面、自身の経験や、コーチングスタッフとして今まで見てきた選手を例にあげながら、日常での意識をいかに高く持つか等、様々なことが選手たちに伝えられ、多方面から大きな刺激を受けている様子でした。
オンザピッチ、オフザピッチ両方で様々な刺激を受け、選手たちにとって自身を成長させるために模索した活動期間となりました。今回の経験を自チームに持ち帰り、日常でも切磋琢磨して取り組み、トライ&エラーを繰り返しながら、成長できるように自身で考えながら、積極的に行動していきます。
監督・選手コメント
星原隆昭 監督(JFAコーチ)
今年度2回目となるエリートプログラムU-13キャンプが9地域のNTCU-13から選出された22名によりJFA夢フィールドにて開催されました。メンバーは、まだまだ変化の多い年代ということもあり、前回の参加者は3名で他の19名は初めての参加とフレッシュな顔ぶれとなりました。
感染対策のため宿泊もシングル対応ということでコミュニケーション等が心配されましたが、今回も選手たちはすぐに打ち解け、ピッチ上で交流を図っていました
活動は、4回のトレーニング・2試合のトレーニングマッチ・紅白戦、オフザピッチプログラムとしては試合分析、そして毎日のミーティングと盛りだくさんでした。
9地域から選出された選手だけあり、個々のサッカー能力が高く、普段とは違うポジションにもチャレンジしました。今後は更に連動した中で個の力を発揮することを高めて貰いたいと思います。最後に、学校・リーグ戦等ある中でご協力いただきました関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。
山根璃久 選手(サガン鳥栖 U-15)
今回のエリートプログラムで、まずはここまで育ててくれた家族、あとはチームの監督、コーチたちに感謝という気持ちでいっぱいです。
またこのキャンプに参加して、こんなにいい環境でサッカーをさせてくださった関係者の方々等、さまざまな人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。キャンプではピッチ内、ピッチ外の課題と成果、また自分の通用するところと改善すべきところが見つかりました。具体的にはピッチ内の課題は、守備の強度、ピッチ内の成果は、プラスの言葉をかけ皆を鼓舞できたこと、また誰よりも走るということができました。ピッチ外での課題は、自分がこのチームのキャプテンとなってやるという気持ちがなくて、声をかけられなかったこと、ピッチ外での成果は、積極的にチームに関与できたし、色々な人と合間の時間を使ってコミュニケーションをとるということが出来ました。
このキャンプで学んだ事をしっかりチームに戻って自分が中心となってやっていこうと思いました。あとは何より怪我をしないで終えることが出来て良かったです。
次の日韓交流のトレーニングキャンプにまた選ばれるように、これからの期間を大切に使いもっと上手くなって帰ってこられるように頑張ります。
西青木佐恭 選手(名古屋グランパスU-15)
今回活動に参加するにあたり、自分を最大限に発揮しようという気持ちで挑みました。
5日間のプログラムで「プレーの質にこだわる事」を学びました。パスをどちらの足につけ、味方に何をして欲しいのか、メッセージを込めて繋ぐということを意識して取り組みました。
トレーニングマッチでは、スピード感のある展開の中、守備面では味方にコーチングしたり、落ち着いてビルドアップする事が出来ました。攻撃面では自分の長所である、ドリブルやアイディアを発揮できる機会が少なかったので、厳しい試合展開でも打開できるように、もっと技術や判断力をつけたいです。
そして、ミーティングで学んだ「チャレンジ精神」と「発信する力」は自分のストロングポイントなので、どんな状況でも発揮できるようにしていきたいです。次の日韓戦にも必ず選出されるように、強い気持ちを持って、一つ一つのプレーに全力で取り組んでいきます。
小林蒼 選手(ガンバ大阪ジュニアユース)
まずは、新型コロナウイルスの影響がある中で、貴重な経験を得る機会を与えていただき、関係者全ての方々に感謝しています。
今回のエリートプログラムではパスコントロールのスピードや精度を上げること、そしてチーム全体が連動してプレーすることの大切さを学びました。このキャンプで自分の課題だと感じたことはプレースピードです。一つのパスや一つの判断が他の選手より遅くボールを失うことが多かったからです。今後は普段のトレーニングからパスや判断のスピードを上げていきたいです。
全国のトップレベルの選手たちが集まっていて、将来プロになって日本代表に選ばれるためには、もっと練習しなければいけないと思いました。今回のエリートプログラムで得たことをチームに持ち帰り、チームの仲間にも伝えていけるようにしたいと思います。また、自分のプレーの課題やオフザピッチでの行動など、日々の積み重ねを続けることで、またこのような活動に参加できるような選手に成長したいと思います。
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