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JFAアカデミー今治 3年ぶりにスペイン遠征を実施

2022年10月04日

JFAアカデミー今治 3年ぶりにスペイン遠征を実施

JFAアカデミー今治では、9月20日から28日までスペイン・バルセロナへの海外遠征を実施しました。今回は6期生(中3)12名に四国地域から選抜した3名を加え15名を対象に、3年ぶりの実施となりました。

遠征では、カテゴリーが上の現地チーム(U-18年代)とのトレーニングマッチを3試合行い、海外選手の体格の大きさやフィジカルの強さなどを体感、またスペイン人コーチによるトレーニングの機会を設け、さまざまな考え方に触れることができました。試合の後には、現地の選手たちと積極的にコミュニケーションをとる姿が見られました。

オフザピッチの場面では、長時間の移動や現地の食事への対応など、日頃得た知識を生かし、意識的に取り組みました。スペイン女子リーグの試合観戦、またサグラダファミリアやカンプ・ノウスタジアムの見学など、現地ならではの活動や文化に触れました。

多くの方々からのご支援、ご協力をいただき今回の遠征が実施できたことに感謝し、この経験を今後のさらなる成長に活かしていきます。

アカデミー生コメント

沖土居希実 選手(6期生/中3:福山ローザスレディース)
私は1年生のときからずっと行きたいと思っていたスペイン遠征に行くことができて嬉しかったです。まず、サッカー面では、たくさんのチームと試合ができて楽しかったですし、たくさん課題を見つけました。自分よりも大きな体の人と対戦するときには、相手と接触することを少なくすることや、止まってボールを受けるのではなくて、動きながらボールを受けることが大切だと思いました。オフのときはたくさんのスペインの方と交流でき、たくさんサッカーの友達ができて良かったです。見学では、ずっと昔から行きたかったカンプ・ノウに行けて嬉しかったです。この遠征に行けたのは家族やスタッフ、たくさんの人のおかげだと思います。しっかり感謝してこれからも頑張ります。

松井維吹 選手(6期生/中3:フライアFCウェネス)
私は今回のスペイン遠征を通じて多くの成果や課題を見つけることがでできました。まずは成果です。オフの面でコミュニケーションが多くとれたことです。例えば相手選手と試合後にスペイン語で話ができたことや、食事や買い物をするときに英語を使ってお店の人に注文などができたことです。次に課題です。サッカーの面で当たり負けてボールを奪われることが多くあったことです。相手にボールを奪われないためには、相手に当たられる前にプレーすることが必要です。だからボールを受ける前に周りを観ておくことや早くプレーする前にコントロールの質を上げることを身に付けることが大切だと思いました。そのために練習でこれらのことを常に意識することを頑張りたいです。普段の生活に戻ってもスペイン遠征で学んだことや成果、課題を生かして夢に向かって日々努力していきたいです。

上村怜 選手(6期生/中3:高知学園高知中学)
私はスペインのチームと対戦できて、できたことと課題が1つずつあります。できたことは、粘り強く守備ができたと思います。海外の選手は身長が本当に高くフィジカルでは自分たちの方がまだまだ弱い部分がある中、球際の1対1や最後はスライディングで体を張ったり、日本人らしく粘れたと思います。課題では、背後のパスやラストバスがずれたり、シュートを決めきれなかったことです。あそこで決めていたらなど、後悔している部分もあるので、今後大事な部分で決めきり、パスも丁寧に出せるように身に付けていきたいです。また、試合全体を通じて、ぶつかったりするとリスペクトの場面が多くあり、改めてリスペクトの意味と大切さが感じられました。中学生でこんな良い経験ができたことに感謝し、これから夢に向かって、この経験を生かし頑張っていきたいと思います。

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