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JFAアカデミー熊本宇城 決意表明、昨年の目標を振り返って
2022年11月01日
10月に入っても日中は強い日差しを受けますが、夕方になると涼しい風が吹くようになりました。中学校では衣替えの移行期間となり、JFAアカデミー熊本宇城でも長袖の服に切り替える選手たちが増えてきました。そこで、選手たちが入校時に掲げた決意や昨年の目標を振り返り、新たな目標を設定しました。
アカデミー生コメント
内山直飛 選手(12期生/中3/SALTZ.F.C)
今年の目標は、オフザボールの準備を向上し、オンザボールでより効果的なプレーにすることです。昨年を振り返ると、攻守の切り替えを意識してプレーすることができました。試合では、守備から攻撃への切り替えでチャンスに関わることができたり、攻撃から守備への切り替えでは相手が良い状況になる前に体を張ってボールを奪うことができました。
しかし、さらに自分のプレーを分析してみると、攻撃ではボールを受ける前の準備が良くなかったのではないか、自分がボールを受けた位置は合っていたのかと考えるようになりました。これからは守備から攻撃への素早い切り替えの中で、ボールを受ける前に味方だけでなく相手の状況を認識しておき、いつ、何を、どのように観ておくか、自分はピッチのどのゾーンでプレーしているのかを判断してプレーできるようになりたいです。準備の質が高まれば、サポートの位置や体の向き、そして使う足も明確になり、次にどこへボールを運ぶのかタイミング良く動きながらプレーすることができると思います。
だから僕は、今年の目標を攻撃におけるオフザボールの準備を向上し、動きながら効果的なプレーに繋げることに設定しました。ゴールから逆算した判断ができるように、観るものを増やし、優先順位から判断することでチームに貢献したいです。
白楽仁 選手(13期生/中2/FC KAJITSU U-15)
今年の目標は、「継続」です。昨年は怪我の影響で93日間もプレーすることができませんでした。リハビリ期間に行った筋力トレーニングや体幹トレーニングのおかげで腕の力や体幹が強くなり、当たり負けしない体に変わってきたことを復帰した時に実感できました。
しかし怪我が治ってからは、それまで毎日のようにリハビリで取り組んできたことを継続できなかったため、次第に当たり負けしてしまう場面が増えました。シュートチャンスでは相手からプレッシャーを受けた時に体幹がぶれて、狙ったコースにシュートを打てない原因にもなってしまったので、このままでは駄目だと思い、どうすれば良いかを考えました。常に良い姿勢でプレーするためには、リハビリで取り組んできたことを日常でも続け、普段から良い姿勢を意識することが必要です。そのためには初心を忘れず、日々取り組んだことをサッカーノートに記録することで継続できるようにします。
だから僕は今年の目標を「継続」にしました。自分で決めたことに責任を持ち、続けることで自分の力になるまで頑張ります。
上野琉生 選手(14期生/中1/FCアンジョイ)
「決意表明 ~ポジティブ~」
僕はアカデミーで生活していくうえで、何事にも全力で挑戦していきたいと思っています。その中で、失敗することもたくさんあると思いますが、その失敗を生かし、的確な行動を見つけ、ポジティブに継続していきたいです。もし、仲間が落ち込んでいたら、明るく前向きな声掛けをしていきたいです。このようなことをしていくことによってアカデミーの雰囲気もポジティブになっていくと思います。僕は将来、どこのチームに行っても、そのチームをポジティブにして、チームを勝たせられる選手になります。