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プレミアリーグ参入の権利を手にするのは 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 プレーオフ

2022年12月07日

プレミアリーグ参入の権利を手にするのは 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 プレーオフ

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 プレーオフが12月9日(金)と11日(日)に広島県の3会場で開催されます。

大会は各地域のプリンスリーグで上位に入った16チームに、高円宮杯プレミアリーグのEASTとWESTの10位となった2チームを合わせた18チームが6ブロックに分かれて、ノックアウト方式で実施。各トーナメントを勝ち上がったチームが、来シーズンからU-18年代最高峰のリーグに参入します。

Aブロックは2019年以来のプレミアリーグ復帰を期す愛媛FC U-18(四国1/愛媛)と初のプレミア参入を目指すV・ファーレン長崎U-18(九州2/長崎)が1回戦で対戦します。2回戦で待ち受けるのは2014年からプレミアで戦い続ける市立船橋高校(EAST/千葉)です。プレミア残留にあと一歩届かなかった市立船橋ですが、リーグ終盤は6試合負けなしで勝ち点を積み重ねました。最終ラインはDF白土典汰選手(#15)やDF佐藤凛音選手(#19)といった2年生が主体となっていますが、リーグ戦の最終2節はいずれも無失点に抑えており、伝統の強固な守備も復調の兆しがあります。残留を懸けた一発勝負で勝負強さを見せられるでしょうか。

本プレーオフにはBブロックの日本文理高校(北信越2/新潟)やDブロックの岡山学芸館高校(中国2/岡山)などプレミア初参入を目指すチームが多く参加します。その中でもCブロックは3チーム共にプレミア未経験のチームがそろいました。浜松開誠館高校(東海1/静岡)と札幌大谷高校(北海道2)が、昌平高校(関東1/埼玉)が待つ2回戦への挑戦権を懸けてぶつかります。いずれも高校の名門チーム同士の激突とあって熱い戦いが期待されます。

Bブロックと同じく高校チームの強豪がそろったEブロックも見応えのある戦いになりそうです。1回戦では古橋亨梧選手(セルティック/スコットランド)など多くのプロサッカー選手を輩出している興國高校(関西1/大阪)と、令和4年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会で決勝に進出した帝京高校(関東2/東京)が激突します。この試合の勝者は2018年以来の復帰を目指す米子北高校(中国1/鳥取)と昇格を懸けて戦います。

Fブロックは共に初参入を狙う神村学園高等部(九州1/鹿児島)とツエーゲン金沢U-18(北信越3/石川)が1回戦で対戦します。この勝者と2回戦で戦うのはセレッソ大阪U-18(WEST/大阪)。C大阪は現行のリーグ戦となった初年度の2011年からプレミアリーグで戦い続けています。11年目の今シーズンは後半戦で1勝2分け8敗と失速し、最終節の勝利で何とかプレーオフ進出を決めました。WEST得点王に輝いたFW木下慎之輔選手(#11)を筆頭に得点力のある選手が多く、WESTでは2位タイの51得点を挙げています。大一番でその攻撃力が発揮されるか、大いに注目されます。

大会期間:2022年12月9日(金)・12月11日(日)

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