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2022年度フットサルB級コーチ養成講習会 第2コース 後期を岡山県で開催
2022年12月15日
9月の愛媛県での前期に続き、約2ヶ月の「間の学習」を経て、11月15日(火)から11月21日(月)までの7日間、2022年度フットサルB級コーチ養成講習会第2コース後期日程を、岡山県総社市にある「サントピア岡山総社」にて、開催しました。講習会の後期では、前期に続き前川義信JFAフットサル指導者養成ダイレクター、谷本俊介フットサルB級チューター(ヴィッセル神戸)、そして第1コースの前期を担当した浅利真フットサルB級チューター(ヴィヴァーレ一関)の3名がメイン講師を務めて講習会を実施しました。
後期のカリキュラムでは、2日目に前期で行った指導実践を改めて行い、この2ヶ月間での間の学習の成果を実践し、3日目以降も主に守備をメインとした講義、実技を行い、6日目には最終試験となる指導実践を再度行いました。
最終日の7日目には、チームマネジメント、プランニングなどの筆記試験を終え、前期、後期の14日間の集合による講習会を終了しました。フットサルB級では、この集合による講習会とeラーニングによる医学、栄養学、スポーツ心理学などの共通科目の修了を持って、ライセンス取得となります。
チューターコメント
谷本俊介 JFAフットサルB級チューター(ヴィッセル神戸)
前期コースと間の学習を経て迎えた今回の後期コースでは、各受講生のこの数ヶ月での成長を大きく感じました。前期の1回目の指導実践よりも2回目、そして3回目となる最後の指導実践でも回を増すごとに指導が向上し、各受講生の努力と姿勢に驚かされました。特に、受講生同士で互いに学び合い、助け合い、フォローしあうチームワークには目を見張るものがあり、約14日間の時間を通じて、最高のアダルトラーニング(大人が学び合う)の環境がしっかりと作り上げられていたと思います。改めて受講生の方々の意欲と精神に感謝します。2016年に私自身がB級を受講した頃と比べてもコンテンツはバージョンアップされてとても充実しています。これを吸収した受講生の今後の日々の活動にどう生かされていくのか本当に楽しみであり、日本フットサル界の発展につながることを期待しています。
最後になりますが、宿泊・講義・実技会場となったサントピア岡山総社様、また会場の確保、補助スタッフの手配にご尽力いただいた岡山県サッカー協会の神戸昌宏様、河田誠様に感謝申し上げます。
受講者コメント
佐藤亮 さん
広範囲の内容について、専門的な知識を分かりやすく教えていただけたことが良かったです。担当してくださった講師の方々の熱量が高く、多くの刺激を受けることができました。また受講者同士で横の強い繋がりができたことがとても良かったと感じました。
武田琳太郎 さん
講師陣が持っている一人ひとりの経験や知識を余すことなく伝えていただきました。また参加者、講師陣からは講習会だけでなくピッチ外のところでも学びを得ることができ、ここに関わる皆さんと作り上げられたものだと思います。ありがとうございました。
岡山洋介 さん
フットサルに集中できる環境で、学びの多い時間になり、また講師の皆さまにも熱心に指導していただき、現象の言語化を学ばせてもらいました。もっと細かいところまで学習したい気持ちが強くなりました。