皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会は17日(土)と18日(日)に4回戦を開催します。

この4回戦からWEリーグの11クラブが登場します。昨年度、初優勝を果たした三菱重工浦和レッズレディース（WE／埼玉）は、AC長野パルセイロ・レディース（WE／長野）と対戦します。両者は2022-23シーズンのリーグ開幕戦でも対戦しており、このときは浦和が3-2で勝利しています。6節を終えたリーグ戦では浦和が3位、長野が10位となっています。浦和が連覇に向けて好発進をするか、長野がリーグ戦の借りを返せるか。注目の一戦になります。

前回大会で準優勝のジェフユナイテッド市原・千葉レディース（WE／千葉）は、アルビレックス新潟レディース（WE／新潟）と、こちらもWEリーグクラブ同士の一戦となります。昨シーズンは、リーグで4位に入った千葉ですが、今シーズンは6試合を終えて1勝2分け3敗で9位に位置しています。対する新潟も6試合で1分け5敗と苦しい戦いが続いています。両者にとってこの試合は、浮上のきっかけをつかむためには絶好の機会と言えます。浮沈を懸けた一戦はどちらに軍配が上がるでしょうか。

WEリーグ初年度を制したINAC神戸レオネッサ（WE／兵庫）は今シーズンも好調な出だしを見せています。ここまで5試合を戦い、4勝1分けで首位に立っています。リーグ最少の4失点は、初代リーグMVPを受賞したGK山下杏也加選手を中心とした守備の固さを証明しています。皇后杯の初戦となる4回戦では、なでしこリーグ3位のASハリマアルビオン（なでしこ1部／兵庫）と対戦します。Aハリマは2回戦で藤枝順心高校（東海2／静岡）、3回戦で岡山県作陽高校（中国4／岡山）を破っての4回戦進出です。上位カテゴリーのチームを相手にどこまで食らいつけるでしょうか。

地域代表で4回戦まで唯一勝ち残っているのは早稲田大学（関東2／東京）です。1回戦からなでしこ1部チームとの対戦となりましたが、バニーズ群馬FCホワイトスター（なでしこ1部／群馬）、朝日インテック・ラブリッジ名古屋（なでしこ1部／愛知）、オルカ鴨川FC（なでしこ1部／千葉）を破って16強に名を連ねた早稲田大。4回戦では、今大会の目標であるベスト8進出を懸けて、大宮アルディージャVENTUS（WE／埼玉）と激突します。

1月15日(日)に開催される準々決勝に進出するのはどのチームか。女子サッカーの頂点を懸けた戦いにぜひともご注目ください。

開催期間：2022年11月26日(土)～2023年1月28日(土)
【1回戦】11月26日(土)、27日(日)
【2回戦】12月3日(土)、4日(日)
【3回戦】12月10日(土)、11日(日)
【4回戦】12月17日(土)、18日(日)
【準々決勝】2023年1月15日(日)
【準決勝】2023年1月22日(日)
【決勝】2023年1月28日(土)

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