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名古屋オーシャンズ、今季初黒星もプレーオフ出場を決める!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第18節】
2022年12月27日
12月24日(土)、25日(日)の2日間、Fリーグ ディビジョン1の6試合が行われました。
名古屋オーシャンズはホームでフウガドールすみだと対戦。この試合に勝利することでリーグ戦1位とプレーオフ出場が決まる状況でしたが、開始2分ですみだにキックインを与えると、根本佑選手のアシストから栗本博生選手に先制を許します。さらに4分にはすみだに低い位置でプレスを受けると、清水和也選手にボールを奪われ追加点を与えてしまいます。序盤で2点ビハインドとなった名古屋は11分に平田ネトアントニオマサノリ選手のゴールで1点を返し、1-2で第1ピリオドを折り返しました。しかし、第2ピリオドでも序盤に北村弘樹選手にゴールを許し、再度2点を追う展開に。自力でプレーオフ出場を決めるには少なくとも3点が必要となった名古屋は、10分以上を残しオリベイラ・アルトゥール選手をGKに置いたパワープレーを開始。しかし、直後にパスをカットした中田秀人選手にパワープレー返しを浴び点差が3点に開きました。ここまでのリーグ戦16試合を15勝1分で進んできた名古屋は粘り強さを見せ、35分に平田選手、38分にはアルトゥール選手が得点を挙げ1点差に迫りますが、すみだの集中した守備を崩すことができず3-4で試合終了。今季初黒星を喫し、プレーオフ出場のゆくえはその後に行われるボルクバレット北九州対ペスカドーラ町田戦の結果に委ねられることになりました。
今節では2位のバルドラール浦安が暫定5位の湘南ベルマーレに敗戦し暫定3位の町田は勝利することで勝点36に並ぶ状況でした。しかし、その町田も北九州の粘り強さに苦戦を強いられ、先制をしながらも第2ピリオドで逆転を許し、試合終盤に2-2の同点に追いつく接戦に。このまま試合が終わるかに見えた残り2.6秒、勝点3を懸けパワープレーで勝負に出た町田に対し、一瞬の隙を見逃さずボールをカットした宮崎岳選手がパワープレー返し。土壇場で勝ち越しに成功した北九州が年内最後の試合を3-2で勝利しました。
この結果により、名古屋は敗れはしたもの勝点46でリーグ戦3位以内が決定。プレーオフ出場条件を満たし、3年ぶりに行われるプレーオフへの切符を手にしました。プレーオフ出場セレモニーは変則的な日程で28日に開催する名古屋オーシャンズ対湘南ベルマーレの試合で行われる予定です。
監督コメント
荻窪孝 監督(フウガドールすみだ)
自分たちは勝たなくていけない状況だったので、普段とは少し違う戦い方で臨みました。セットプレーでの得点は想定していませんでしたが、相手が引いたところからのショートカウンターで何度もチャンスを作りそこからゴールができたのはとてもよかったと思います。プラン通りです。諸江剣語や田口元気のようなこれまで出場してきた選手は帯同しませんでしたが、若いメンバーも含めまとまってよく戦ってくれました。正直、不安な部分もありましたが、上出来だったと思います。
フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
まずは勝利することができず残念です。プレーオフ出場は決まりましたが、喜びはまったくありません。我々の目的はリーグ優勝をすることだからです。その目的に向けてできることをいつも通りやっていくだけです。この敗戦をプラスにできるように次戦に修正をしていきたいと思います。
Fリーグ2022-2023 ディビジョン1
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