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JFAシニアフェスティバル in 千葉 第2回千葉県高校サッカー部OB交流フェスティバルを開催
2023年01月11日
千葉県内の高校サッカー部OBによる「JFAシニアフェスティバル in 千葉 第2回千葉県高校サッカー部OB交流フェスティバル」が1月8日(日)、千葉県千葉市の高円宮記念JFA夢フィールドで開催されました。
本フェスティバルは日本サッカー協会(JFA)と千葉県サッカー協会シニア委員会の協働によって実現したもので、千葉県のシニア世代の健康増進を図り、生涯サッカーを楽しむ仲間づくりを推進することを目的としています。
今回は40代17チーム、50代12チーム、60代10チームがエントリーし、参加者は約650名で、そのうち約200名は今回のフェスティバルを機にプレーすることとなりました。前年の24チーム、約400名から参加チーム、人数とも大幅に増えたことについて、自らもプレーヤーとして参加した金田喜稔JFAシニアサッカーアンバサダーも「信じられない。大きなパワーを感じます」と驚きの表情を浮かべていました。
年代カテゴリーごとに複数のグループをつくり、ハーフサイズのコートで8人制20分間の試合をリーグ戦形式で実施。最後に順位決定戦を行いました。普段からプレーしている選手がいる一方、久しぶりにボールを蹴ったという参加者も多く、「ヘディングなんて何十年ぶりにしたよ」「全然走れない」などと高校時代とのギャップに戸惑いながら、試合に勝ったうれしさ、負けてしまった悔しさなど、さまざまな感情をにじませていました。参加者たちは夢フィールドの天然芝と人工芝のピッチで、かつてのチームメートたちとのプレーはもちろん、恩師や対戦相手との交流を存分に楽しみました。
金田アンバサダーは「これだけの環境とサッカーへの情熱がある千葉県はモデル地区。このモデルを全国に広げていけるよう地道に取り組んでいきたい」と語り、全国的な広がりに意欲を見せていました。その言葉通り、2月には静岡と愛知で、また京都、広島でも同様のフェスティバルが開催される予定です。
参加者コメント
金田喜稔 JFAシニアサッカーアンバサダー
全国高校サッカー選手権大会出場という同じ目標を持っていた当時の高校生が、40代から60代になってもう一度、自分たちの高校のユニフォームを着てピッチに立つ楽しさを感じてもらいましたし、ピッチ上がサッカーの社交場になっていて、素晴らしいフェスティバルだと思います。大人が一生懸命ボールを蹴り、汗をかいて楽しんでいる姿を家族や子どもたちにも見てほしいですし、こういうフェスティバルを各地で開催することで競技を超えた横軸のつながりが生まれ、スポーツを通じた地域振興、豊かな生活を実現できると考えています。
北嶋秀朗 さん(O-40/市立船橋高校OB)
昨年は参加できず、今年は意気込んで来ましたが、3試合でシュートゼロ、無得点。「#無得点」と書いておいてください。でも、これだけの人がサッカーに情熱を注ぎ、笑顔になれるこの空間は本当に素晴らしいと思いました。久しぶりに会った他校の選手もいましたし、O-50、O-60の選手もみんな元気ですよね。来年はしっかり体をつくってきます。
大津英督 さん(O-50/千葉経済高校OB)
昨年はO-40のチームで出場し、今年は50歳になったのでO-50で出ました。決勝で点を取ることができて良かったです。高校生時代に対戦した市立船橋や八千代、習志野は強かったです。そういった相手を制して優勝できたのは気持ちがいいものですね。何年経ってもうれしいものです。試合の合間にも世間話や昔話をして、有意義な一日でした。
嵐琢也 さん(O-60/千城台高校OB)
高校を卒業してから40年以上が経過していますので、昔の記憶を呼び戻しながらプレーしました。縁があって金田喜稔さんと一緒にプレーさせていただきました。憧れていた方と同じピッチに立てたのはうれしかったですし、金田さんのパスからゴールを決められて、夢のような時間でした。欲を言えばもう少し温かい時期にやれるといいですね。
下記の映像では、