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立川、満員のアリーナで首位の名古屋を下す【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第19節】

2023年01月17日

立川、満員のアリーナで首位の名古屋を下す【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第19節】

Fリーグ ディビジョン1が、1月13日(金)に2023年の初戦を迎えました。

新年最初の試合では、Y.S.C.C.横浜とエスポラーダ北海道が対戦。2023年初ゴールは、キックオフからわずか1分3秒で生まれました。横浜の安井嶺芽選手がパスをカットすると、これを逆サイドの堤優太選手に送り、堤選手が落ち着いてゴールを決め1点をリード。その後は乱打戦が繰り広げられ、ホームの横浜が得点を量産し5-2で第1ピリオドを終えました。第2ピリオドでは北海道が追い上げを見せ、28分に1点差まで迫ります。しかし、31分に堤選手がこの試合2点目となるゴールを決め6-4とリードを広げました。終盤には本郷輝選手のゴールで北海道が再度1点差に迫りますが、追撃及ばず試合終了。11点ものゴールが生まれた一戦は、6-5で横浜が勝利を収めました。

3位の立川アスレティックFCは、既にリーグ戦1位でのプレーオフ出場を決めている名古屋オーシャンズをホームに迎えました。2282人の観客が詰めかけた一戦は、序盤から激しい攻防を繰り広げます。立川の黒本ギレルメ選手、名古屋の篠田龍馬選手と両GKの好守もあり、得点が生まれないまま第1ピリオドの終盤を迎えますが、19分にコーナーキックを得た名古屋がニアサイドの平田ネトアントニオマサノリ選手のダイレクトシュートでゴールを切り開き先制に成功。0-1で第1ピリオドを折り返しました。しかし、満員のアリーナの後押しを受ける立川は第2ピリオド開始からわずか17秒で金澤空選手が同点弾をマーク。これに勢いを得て攻勢を強めます。退場者を出した名古屋に対し数的優位に立つと、30分には皆本晃選手が左サイドからゴールを決め逆転に成功。34分にさらに追加点を挙げた立川に対し、2点ビハインドの名古屋は水谷颯真選手をGKに置きパワープレーを開始します。しかし、得点を奪うことができず、残り41秒で酒井遼太郎選手にパワープレー返しを浴び4-1で試合終了。首位の名古屋を下した立川が勝点3を獲得し、プレーオフ出場に向け一歩前進しました。

勝点33で立川と並ぶペスカドーラ町田は、ホームでシュライカー大阪と対戦。体調不良者が出たため14名が登録できる試合に10名で臨んだ大阪に対し、開始わずか37秒で先制を許した町田でしたが、第1ピリオドのうちに逆転に成功します。第2ピリオドでは同点に追いつかれた直後に得点を挙げる粘りを見せ、3-2で勝利を収めました。次節のホーム最終戦では、勝点36で並ぶ立川との直接対決に臨みます。

監督コメント

比嘉リカルド 監督(立川アスレティックFC)
まずは、勝利ができてよかったです。プレーオフ出場に向けて王者の名古屋にこのようなスコアを取れましたが、現実に立ち返ると第1ピリオドの出来はよくなかったです。ディフェンスは機能していましたが、ボールがつながりませんでした。本当に優勝したいと思うのであれば、相手の強いプレッシャーがあっても、もっと勇気を持って戦わないといけません。勝利の後は修正をしやすいので、しっかりそういったところを直して次のペスカドーラ町田戦で戦いたいです。

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
第1ピリオドと第2ピリオドではまったく違った試合になりました。第1ピリオドはとてもよく戦え、相手が準備をしてきたことに対して対応できたと思います。1-0でハーフタイムを迎え、追加点を取れるチャンスもありました。ですが、第2ピリオドの早い段階で失点をしてしまったことが試合の鍵になったと思います。1-1になってからはオープンな展開になりました。第1ピリオドのようなプレーができなくなり、試合の内容よりスコアに集中をしてしまいました。そこからは退場者も出たことで、相手が自分たちの流れに持っていったと思います。いい試合をしていたにも関わらず、スコアにより焦りが出てしまいました。3失点目をしてパワープレーをしないといけない状況になり、できることをやろうとしましたが、さらに失点をしてしまい試合が終わりました。

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1

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