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日本高校サッカー選抜の選考合宿(1.20-1.23)に全国からユース審判員が参加

2023年03月03日

日本高校サッカー選抜の選考合宿(1.20-1.23)に全国からユース審判員が参加

1月20日(金)から23日(月)までの4日間、静岡県御殿場市で行われた日本高校サッカー選抜の選考合宿に、6名の高校生のユース審判員が全国から集まり参加しました。

合宿中に行われた、日本高校サッカー選抜候補対流通経済大学、対日本体育大学、またU-17日本高校サッカー選抜候補対流通経済大学、対日本体育大学、そして、日本高校サッカー選抜候補対U-17日本高校サッカー選抜候補の試合をユース審判員たちが担当しました。最終日には国際審判員でありプロフェッショナルレフェリーの荒木友輔さんが駆け付け、ユース審判員たちを激励しました。

ユース審判員が高校選抜合宿に参加するこの取り組みは、昨年度より始まりました。全国高等学校体育連盟(高体連)は、選手の育成だけでなく、将来の日本サッカー界を引っ張る審判員の育成にも力を注いでいます。参加したユース審判員たちは、レベルの高い試合を経験し、多くのことを学びました。

参加したユース審判員

山田 周(東京都:駒澤大学高等学校 1年)
渡邉 彪斗(静岡県:静岡県立伊豆総合高等学校 3年)
小崎 一心(三重県:三重県立四日市工業高等学校 3年)
中川 航(大阪府:大阪府立住吉高等学校 2年)
林田 萌芽(広島県:修道高校 2年)
木村 尚暉(徳島県:徳島県立徳島科学技術高等学校 1年)

インストラクターコメント

木川田博信 審判委員長(全国高等学校体育連盟)
この企画は、昨年からの取り組みで2年目を迎えます。当初の目標は、令和6年度の福島総体にユース審判員を起用することでした。始める前は、ユース審判員に全国大会を担当させるリスクばかりが頭をよぎりましたが、回を重ねるごとに副審は確実に任せられるという自信に変わってきております。また、目標も「この企画に参加したユース審判員が、数年後の全国高校サッカー選手権大会を担当する」に変わってきました。
今後の課題は、皆さんの理解を得ながら止まることなく、ユース審判員の道を切り開いていくことです。全国大会でも主審を担当させられるように少しずつ進めていければうれしい限りです。

参加審判員コメント

中川航 3級審判員(大阪府)
多くの希望者の中から選んでいただいたことが大変嬉しく、全国の高校生審判の代表としてたくさんのことを学ばせていただこうと、熱い思いで参加しました。
今回僕は初めてレベルの高い高校生の試合の審判をしました。僕の現状の実力を最大限発揮しようと試合に臨みました。いざ試合が始まると上手くいくこともありましたが、同時にサッカーを観ているお客さんたちが楽しめるようなジャッジをするにはどうすればよいのかなどの課題もたくさん見つかりました。
そして、同年代の審判仲間たちと共に学び、課題について熱く討論し合えたことが、今後のレベルアップに向けて良い活力となりました。
今回指導してくださったたくさんの指導者の方々に心より感謝申し上げます。

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