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幕張エリアでの「夢の教室」オンライン、今年度の授業終了(三井不動産グループ 三井アウトレットパーク幕張協賛)

2023年03月16日

幕張エリアでの「夢の教室」オンライン、今年度の授業終了(三井不動産グループ 三井アウトレットパーク幕張協賛)

JFAこころのプロジェクトは、1月30日(月)の美浜打瀬小学校からスタートした三井アウトレットパーク幕張の近隣小学校での「夢の教室」オンラインにおいて、最後の1校となる打瀬小学校で3クラスの夢の教室を実施しました。2月22日(水)、24日(金)、28日(火)に、1日1クラスの開催とし、各クラスで異なる夢先生が参加しました。

初日に登壇したのは、元アイスホッケー女子日本代表で、アメリカでもプレーした菊池沙都さん。オンラインの画面に菊池さんがホッケーのスティックを持って登場し、自己紹介で「サトちゃんと呼んでね」と子どもたちに語りかけると、教室からは拍手とともに笑顔の輪が広がりました。そして、今回の協賛である三井アウトレットパーク幕張に関するクイズなどの後に、サトちゃんの現役時代のプレー映像などでアイスホッケーを観てもらいました。教室からの「早い!」「すごい」と子どもたちが漏らす感想もモニターのスピーカーを通して夢先生の元に聞こえてきます。学校のある千葉県千葉市美浜区には「アクアリンクちば」というスケートリンクがある施設もあり、クラスの中にもアイススケートやアイスホッケーの経験がある子が何人かいて、その凄さが伝わっていたようです。

「トークの時間」が始まると、サトちゃんが時折クイズなど交えながら、夢を見つけてその夢に向かっていく話をしていきます。教室では子どもたちが手元にある「夢シート」にいま自分が好きなことや得意なことを書く時間が取られました。夢を見つけたサトちゃんは、高校生で早くも日本代表に選ばれますが、ここで大きな挫折を経験します。サトちゃんの悲しい気持ちや苦しい気持ちが画面を通して伝わり、教室の子どもたちも少ししんみりしてしまいました。しかし、そこで諦めずにサトちゃんは再び夢に向かって挑戦します。周りの人の支えや、励ましで再び夢に向かって進むことができたのです。それでも夢が叶うことは簡単ではありません。また悲劇が訪れます。今度こそ本当に諦めそうになりましたが、それでも諦めませんでした。夢が叶うまで本当に苦しいところから何度も諦めずに挑戦し、サトちゃんが夢を叶えた話になると自然発生的にクラスから大きな拍手が起こり、お話を終えました。「夢の教室」オンラインの最後は、子どもたちから今の夢を発表する時間です。発表してくれた子は、「サッカー選手になって日本代表に入りワールドカップで優勝する」や、「NBAで活躍してナンバーワンのポイントガードになる」など具体的に自信を持ってみんなの前で発表してくれました。

同校での2日目となる22日には、千葉県出身で幼少期に打瀬小学校近隣に住んでいた鶴岡剣太郎さんが夢先生として登壇。降雪地帯ではない千葉県出身でありながら夢を見つけ、スノーボードのアルペン競技でトリノオリンピックに出場するまでを子どもたちに話しました。最終日の28日は、Jリーグ・大宮アルディージャなどで活躍した島田裕介さんが登壇して自身がプロサッカー選手という夢を叶えるまでを話しました。授業の最後に島田先生は、「夢を叶えた話をしたけれども、いま新しい夢があります。それはJリーグのクラブで監督をすることです。そのために必要なS級ライセンスを取るために頑張っています」と、一つの夢が叶った後も新しい夢に挑戦し続ける熱いメッセージを子どもたちに届けてくれました。

◆実施校(カッコ内は登壇した夢先生の氏名/競技 ※敬称略)
・千葉市立美浜打瀬小学校(波戸康広/サッカー、加藤ゆか/水泳)
・千葉市立海浜打瀬小学校(下村東美/サッカー)
・千葉市立打瀬小学校(菊池沙都/アイスホッケー、鶴岡剣太郎/スノーボード、島田裕介/サッカー)

夢先生コメント

菊池沙都 さん(元アイスホッケー女子日本代表)
三井不動産グループ三井アウトレットパーク幕張様のご協力により夢先生として打瀬小学校の第1日に登壇させていただきました。
オンラインの授業では珍しく、登場するなり良い反応を見せてくれて、画面を通じてもみんなの明るさと元気がまず伝わってきました。授業に入ると明るく元気なだけでなく、「話を聞くところは聞く」「夢シートを書くときは書く」とメリハリのあるクラスでした。特に印象に残っているのは、私の夢曲線が上がる良いことが起こった時に、教室のみんなが拍手で喜びをこちらに表現してくれたことで、素直な反応が嬉しかったです。担任の先生も現場でたくさんサポートしてくださり、ありがたかったです。
授業の最後に夢を発表してくれた子たちは、自信を持って今自分がやっていることや、将来の夢をきちんと見据えていて、みんなの前で自分の言葉で発表してくれたことに本当に驚きました。私もスポーツをやっているので、すごく共感できて「頑張ってほしいな」と思いました。
それぞれの夢に「大きい」「小さい」はありません。今回みんなの前で発表できなかった子たちも、夢シートにはたくさんメッセージを書いてくれると思います。そして私は、受け取ったみんなが笑顔になってくれることを想像しながらお返事を書かせていただきます。
今回の授業実施に向けてご協力いただきました三井不動産の皆さま、三井アウトレットパーク幕張の皆さまはじめ関係者の皆さまに改めてお礼申し上げます。

支援企業コメント

植田隼乃介 様(三井不動産商業マネジメント株式会社 三井アウトレットパーク幕張オペレーションセンター)
この度、『打瀬小学校』『海浜打瀬小学校』『美浜打瀬小学校』での『夢の教室』実施に携わらせていただきました。
小学校高学年の5年生が対象の授業ということで、私自身も初めての経験であり、開始直前まで心配の気持ちが多くを占めておりました。しかし、どの学校の子どもたちも嬉しそうに元気に大きなリアクションで積極的に授業に参加してくださり、最初の心配が吹き飛ぶほどで、こちらの不安も吹き飛びうれしい気持ちになりました。
夢先生のこれまでの様々な経験談や思いに対し、しっかりと耳を傾ける子どもたちの姿には胸を打たれ、みんながこれから夢に羽ばたいてゆく良いきっかけになっていればよいなと感じております。
このような貴重な機会に携わらせていただきましたこと改めて感謝申し上げます。

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