JFAアカデミー堺に12期生として新たに12人の仲間が加わり新生活をスタートさせました。

新アカデミー生は、4月1日(土)に寮に入寮し、荷物を運び込んだ後は家族とも別れ、早速ウェア・シューズの配布やオリエンテーションなどアカデミー活動をスタート。翌2日はアカデミー生となって初のトレーニングを行い、3日(月)には堺市役所を表敬訪問しました。

4月5日(水)にアカデミー堺で行われた入校式では、たくさんのご来賓の方々や家族にも参加いただき3年ぶりにマスクのない入校式となりました。新入生の12期生は、参加者の前で緊張と希望が入り混じった表情で3年間のアカデミー活動に対して、力強く決意表明をしました。

4月6日(木)は、これから3年間通う堺市立月州中学校の入学式に参加しました。夜半から降り出した雨は入学式に向かう時間帯にはすっかり上がり、桜吹雪に吹かれながら真新しい制服に身を包んだ12期生が元気に登校していきました。

アカデミー生コメント

辻優萌 選手（12期生/中1/URANO.S KYOTO Girls U-15）
私は、負けず嫌いな性格です。特にサッカーは「誰にも負けたくない」という気持ちで取り組んできました。これまで失敗や自分の思い通りに行かずに、悔しい経験をたくさんしてきました。そのたびに心が折れそうになりましたが、「サッカー選手になる」という夢が私に力を与えてくれているので、もっと強くなろうと何度も立ち上がって努力してきました。この向上心を忘れず、これからは新たなことへ自分からチャレンジします。そして、一歩一歩夢に向かって成長していきます。

大武彩華 選手（12期生/中1/FCヴィトーリア）
私の将来の夢は、たくさんの人を元気にし、勇気づけられるサッカー選手になることです。「元気」と「勇気」を与えられる事ができる選手とは、なでしこジャパンに選ばれ、大きな舞台に立ち、どんなに強い相手にも立ち向かっていける選手だと思います。そんな選手になるために、アカデミー堺の3年間で、基礎技術をしっかり身につけること、長所でもあるスピードとシュートにさらに磨きをかけます。これから先、たくさんの壁にぶつかると思いますが、自分に厳しく、何事も諦めないでやりきります。

蜷川梅乃 選手（12期生/中1/RESC GIRLS U-15）
私にとって自由とは、自分勝手やわがままに振る舞うことではなく、自分が取っている行動は本当に正しいのか、人を不満にさせていないかということを考えて行動することだと思います。例えば、自分が気づかないうちに相手を傷つけていたら、お互いに不満が募ります。サッカーは自由なスポーツであると同時に、仲間との信頼関係がとても大切です。信頼を保つために、自由とは何なのかを知っておく必要があります。
私の夢は、人々を笑顔にさせるサッカー選手になることです。自分自身の自由な発想と周りへの気遣いのどちらも大切にして、自分の思い描く選手に近づきます。