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U-20日本代表、大会前最後の強化試合 アルゼンチンを相手に1-2

2023年05月16日

U-20日本代表、大会前最後の強化試合 アルゼンチンを相手に1-2

U-20日本代表は15日(月)、大会前最後の強化試合として、U-20アルゼンチン代表との練習試合(45分×2本/交代人数制限なし)に臨みました。

アルゼンチンとは2022年のモーリスレベロトーナメントの順位決定戦で対戦し、2-3で敗れています。インテンシティやスピードに圧倒された相手に対し、「成長しなければいけないという気持ちを持ってこの一年成長してきた選手たち、日本を勝たせるために入ってきた選手たちとして、鍛えてきたものをピッチで表現しよう」と冨樫剛一監督は声をかけ、選手たちを送り出しました。

現地に入って4日目、実戦的なトレーニングを2日間積んで迎えたこの日。メディア非公開で行われたなか、結果は1-2(前半1-1)となりました。日本の得点は松木玖生選手が決めています。悔しい敗戦となり課題を突き付けられた一方、一年前からの成長が見えたことをポジティブに捉える選手たちの姿がありました。

16日(火)のリカバリーをもって、直前キャンプは終了。17日からは大会期間に入り、FIFAが指定するホテル、トレーニング会場で調整を続けます。日本の初戦は21日(日)18:00(日本時間22日6:00)、U-20セネガル代表との一戦です。

監督・選手コメント

冨樫剛一 監督
一年前に対戦してものすごく気づかせてもらうことが多かった相手と、大会前に理想的なトレーニングマッチができたと思います。攻守においてトライすることや改善すべきこと、選手のコンディションなどをしっかりと見ることができましたし、初戦やその先のノックアウトステージに向けていいシミュレーションになりました。ここからは、特にコンディション面をしっかり整え、全員が初戦でスタートから力を出せるように準備していきます。

MF 佐野航大 選手(ファジアーノ岡山)
アルゼンチンとは一年前に対戦してすごい差を見せつけられて、それがそのまま結果に反映されたのですが、今回は比較してもやられていない、勝ちに持っていけたという印象があります。自分たち自身で高められてきているので、それはいいところだと思います。今日は五分のボールが相手に転がったこと、ハイプレスへの行き方など、かみ合わない時間帯があったのでうまくコントロールして、コンディションもしっかり上げていきたいです。
いままでやってきたことの精度を高めていけば、怖がる必要はないと思います。(現地に入って)わくわくしていますし、早く試合がしたいです。

MF 永長鷹虎 選手(川崎フロンターレ)
アルゼンチンという強豪国と対戦できて、勝てなかったこと、個人として何もできなかったことは悔しいです。自分たちのミスから失点しましたが、ワールドカップではその1点で悔し涙を流すことになると思うので、しっかり集中することがチームとしての課題です。(個人としては)もっとボールに関わりにいって、人とつながることができたら自分の良さがもっと出せたと思っています。球際に強くいって、いい守備からいい攻撃につなげたいです。
日本を代表する責任を持って、そして人生でこうした経験はなかなかできないので素直に楽しんで、そのなかでチームが勝って、個人として結果を残したいです。

FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023

大会期間:2023年5月20日(土)~2023年6月11日(日)
大会情報はこちら

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