AFCグラスルーツフットボールデーとして開催

5月15日はアジアサッカー連盟（AFC）が定める「AFCグラスルーツフットボールデー」です。この日を多くの方と祝い、フットボール（サッカー）を心から楽しめるように、JFAでは昨年に引き続き、誰でも参加できるウォーキングフットボールのフェスティバル“ペンギンズカップ幕張”を開催しました。今年は5月15日が平日のため、休日の20日(土)に設定し、会場は前回と同じ、千葉市美浜区にある高円宮記念JFA夢フィールドで開催しました。

前日からの雨が心配されましたが、当日は雨に降られることもなく、天然芝のBピッチは緑の絨毯のように雨の影響がまったくない素晴らしいコンディションでしたので、参加者の皆さんは思いっきりプレーを楽しむことができました。

年齢、性別、国籍、障がいの有無も関係のないインクルーシブなイベントに

参加者は約180人（内個人参加22名）。幼児から高齢者まで、3世代が集う年齢幅となりました。全体の4分の1は女性の参加者で女性だけのチームも参加されました。また、障がいのある方や日本在住のインド人の方々もチームを組んで参加されるなど、多様な方々が集まるインクルーシブなイベントになりました。

20チームをレベル別に3つのグループに分け、1チーム当たり4試合を行いました。試合ではゴールが決まるとチーム全員でゴールパフォーマンスが披露され、あちこちで歓声があがり、会場は多くの笑い声や笑顔であふれていました。

優勝などの順位はつけませんでしたが、最も楽しそうに盛り上がっていた3チームには、「エクセレントチームワーク賞」としてペンギンズカップ（マグカップ）がチーム全員に贈られました。

参加者アンケートでは、「とても楽しかった」が70％、「楽しかった」が30％という結果となり、ほとんどの方が次回開催を望んでおられました。多くの方にご満足いただけたのではないかと思います。

来年も同じような時期（5月18日(土)が候補）に開催する予定ですので、ぜひご参加ください。

ウォーキングフットボールについてはこちらをご覧ください。
http://www.jfa.jp/grass_roots/walkingfootball/

【ウォーキングフットボールについてのお問い合わせ先】
公益財団法人日本サッカー協会 47FA普及推進部普及推進グループ
ウォーキングフットボール担当：jfa_walkingfootball@jfa.or.jp

参加者コメント

46歳・男性
杖をついた年配の方と2、3歳くらいの女の子が同じコートの上でボールを蹴っている姿が印象的でした。
インド出身の方や聴覚に障がいがある方など、多様なひとたちが同じルールで楽しめる、ウォーキングフットボールの魅力が詰まった素敵なイベントだったと思います。ゴールパフォーマンス賞のためにチームでパフォーマンスを考えて練習できたのが楽しかったです。

53歳・男性
年配の方も子供もサッカー経験がほとんどない方も何十年ぶりにボールをけった方も、全員同じ笑顔で楽しんでいるのが印象的でした。そして最高の天然芝でボールを蹴れたことに、私も他の参加者の皆さまも感動していました。グループ分けにより、対戦型で得点を競う競技なのに、勝っても負けても全員楽しくできました。ボランティアの皆さまも参加者の皆さんも協力的でした。ウォーキングフットボールの理念が運営に反映されているからだと思います。次回があればまた参加したいです。

53歳・女性
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。ゴールパフォーマンスは考えるのも見るのも楽しかったです。もっとゴールを決めてパフォーマンスを披露できればよかったですが。
体力や経験などでグループ分けするのは良いと思います。参加しやすいです。
次回もぜひ参加したいです。次回に向けてウォーキングフットボールの練習をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。