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U-20日本代表 グループステージ敗退を受け、現地で解団式 ~FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023
2023年05月30日
FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023は5月28日(日)までにグループステージの全36試合を終え、ノックアウトステージに進出する16チームが決定しました。日本はグループCを3位で終え、各グループ3位の上位4チームに入ることができず、グループステージ敗退が決定しました。チームは29日(月)に現地で解団式を行い、帰国の途につきました。
メディア取材のなかで、冨樫剛一監督は「アフリカ、南米、ヨーロッパの強国と同組となり、大会前の分析で、非常に厳しい戦いになるということはわかっていました。日本とは異なる強度のなかで、いいポジション、ボールをどう置くかに対して、ピッチ上で細かい狂いが生じた部分はあった」と大会を振り返りました。
2020年、2021年のコロナ禍を経て、2022年にチームが本格始動してからは、フランスで行われたモーリスレベロトーナメントやラオスでのAFC U20アジアカップ予選、スペイン遠征、そしてAFC U20アジアカップと活動を重ね、その都度課題と向き合ってきました。DF田中隼人選手は、「いろんな相手と対戦して自信をつけて臨んだ部分もあったが、足りない部分のほうが多かった」と話します。
U-20日本代表の活動は、今大会をもって一区切りとなります。「ワールドカップに立ったからこそ、足りない部分を自分たち自身で感じている」と冨樫監督が言うように、厳しい結果を受け、各選手も自身と向き合いながら2024年のパリオリンピック、その先の日本代表に向かって、活動をスタートさせます。
選手コメント
DF #3 田中隼人 選手(柏レイソル)
悔しいですし、一番は個人としてもチームとしても何もできなかったなということを感じました。やれるという感覚を持った部分もありましたが、スピード感や個人能力、球際の想定をしていたなかでもスピード感や対人の部分で、できなかったと感じることがありました。この一年間遠征を繰り返し、いろんな相手と対戦して自信をつけて臨んだ部分もありましたが、足りない部分のほうが多かったです。
対人能力をもっとつけて、一人で守れる力を伸ばして、日本に必要な選手になれればと思います。もっと力強さを身につけたいです。
MF #7 松木玖生 選手(FC東京)
この大会を通して、自分個人としてのレベルアップをしなければいけない、そう感じました。他の試合を見ていても、一人一人の能力が高く、個人で点を決めてしまうような選手が多くいます。そのなかで自分が、自分が、になるのではなく。いろんな選手を生かせるような、全てできる選手になっていきたいと思いました。このアンダーカテゴリーの活動はこれで終わってしまいますので、もっと上を目指してステップアップをするために、そして、日本代表に入り込むために、努力していきたいと思っています。
FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023
大会期間:2023年5月20日(土)~2023年6月11日(日)
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