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U-17日本代表 AFC U17アジアカップ タイ2023に向け成田市で活動を開始
2023年06月10日
いよいよ1週間後に迫るAFC U17アジアカップ タイ2023に向け、U-17日本代表は千葉県・成田市で活動をスタートしました。
この大会は、今秋に開催されるFIFA U-17ワールドカップに向けたアジア最終予選を兼ねており、アジア代表の4枠をかけた戦いとなります。出場権獲得のためには、まずグループステージで上位2位に入ること、そして準々決勝で勝利し、ベスト4に入ることが条件です。グループステージ初戦の相手、U-17ウズベキスタン代表は昨年8月のウズベキスタン遠征で0-3で敗れた相手ということもあり、まずは初戦が重要となります。
6月7日(水)のチームミーティングで森山佳郎監督から、過去のAFC U17アジアカップ(予選)の突破率が5割であることが伝えられ、「間違いなく厳しい戦いとなる。今回のタイも、大渋滞や豪雨によるピッチ状況など、厳しい環境になるかもしれない。その中でも体を張り、気持ちを込めて戦えるかが問われる。まずはベスト4に入りワールドカップ出場権を獲得すること、そしてアジアチャンピオンとしてワールドカップに出場しよう」と意識を統一し、活動が始まりました。
6月8日(木)には鹿島アントラーズユースとトレーニングマッチを実施。大会に向け、鹿島アントラーズユースにも協力いただきながら、15分×5本+20分という変則的なトレーニングマッチを実施しました。様々な状況を想定し、鹿島アントラーズユースにも戦い方を変えてもらいながら、本番に向けて細かな戦術やイメージのすり合わせを行いました。また、前回4月末のトレーニングキャンプに続き、中村憲剛ロールモデルコーチや大黒将志ゲストコーチも参加(成田市の国内事前キャンプのみ参加)し、攻撃の部分を中心に、鹿島アントラーズユースとの試合で出た課題に対して、具体的なフィードバックが行われました。
チームは6月12日(月)にタイのバンコクに移動し、いよいよアジアでの戦いに臨みます。
選手コメント
GK #12 上林大誠 選手(モンテディオ山形ユース)
まずは色々な方の協力のおかげで今回の最終予選を戦えるので、嬉しく思うと同時に感謝しています。怪我で来られなかった選手や、惜しくもメンバーに入れなかった選手たちの悔しい想いを背負い、アジアチャンピオンとしてワールドカップ出場権を獲得できるように頑張りたいです。今年U-20日本代表が戦ったAFC U-20アジアカップの試合も観ていましたが、簡単な試合はひとつもありませんでした。初戦で戦うウズベキスタン代表は昨年の遠征で0-3で敗れている相手です。チーム一丸となり一戦一戦をしっかりと勝利し、次の試合に進むことが大切だと思います。自分にやれることをやっていきたいです。
MF #21 山口豪太 選手(昌平高)
1つ上の代であるU-17日本代表での招集は久しぶりなので驚いた気持ちもありましたが、すぐにやってやろうという気持ちになりました。チームとしてアジアで優勝するのはもちろん、個人として得意なプレーを出して、得点やアシストに絡める回数を増やしたいと思っています。日本代表として挑む、初めての公式戦になります。絶対に負けられない緊張感のある試合になると思うので楽しみです。自分はこのチームでは1つ年下になりますが、試合になったら年齢は関係ないので、良いプレーを見せていきたいです。
AFC U17アジアカップ タイ2023
大会期間:2023年6月15日(木)~2023年7月2日(日)