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ZOJIRUSHIユメセンサーキットを奈良県・埼玉県の2校で開催(2023年7月)

2023年08月04日

ZOJIRUSHIユメセンサーキットを奈良県・埼玉県の2校で開催(2023年7月)

JFAこころのプロジェクトの支援企業である象印マホービン株式会社による「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2023」を、7月にも実施しました。

2013年からスタートしたZOJIRUSHIユメセンサーキットは、「子どもたちの夢を応援したい」という思いで、熱中症対策を啓発する「熱中応援団」とともに、「夢の教室」を展開。日本全国の小学校から公募で開催校が決まる唯一のプログラムです。

「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2023」は引き続き夏休み明けにも実施予定です。

◆7月の実施校(カッコ内は登壇した夢先生の氏名/競技 ※敬称略)
・奈良県 奈良市立東市小学校(小西祥子/競歩)
・埼玉県 さいたま市立道祖土小学校(鈴木慎吾/サッカー、中野忍/カヌー)

夢先生コメント

小西祥子 さん(元競歩選手)
「ゲームの時間」では、最初にたくさんの子どもたちが競歩の競争に参加してくれて、とても嬉しく、楽しかったです。その後のゲームでは、簡単そうなこともやってみると意外に簡単ではないこと、1人ではクリアできなかったことも、アイデアを出し合い皆で協力することでクリアできることを感じてもらえたと思います。子どもたちが一生懸命に活動している姿が輝いていました。
「トークの時間」では、「どんなことでもいいから夢を持ち続けること」「壁にぶつかった時は、たくさん考え、やれることは全部やること」「辛い時や苦しい時も1人じゃないよ!必ず応援してくれている人はいるということ」を伝えました。子どもたちは真剣な眼差しで聞いてくれて、積極的に発言してくれる子もたくさんいました。子どもたちが今後、壁に立ち向かっていく力を持ってくれると嬉しいです。ゲームで失敗し、つい責めてしまう言葉もあったけど、トークの時間を通して、「言葉は人を傷つけることもあるし、人を救い、力を与えることもできる。誰でも失敗は怖い。だから失敗した子に良い言葉をかけてあげること」を学んでもらえたと思います。
対面授業でしか味わえない子どもたちとの触れ合い、共に過ごせる時間は私にとっても素敵な時間となりました。
このような貴重な機会を与えていただいた象印マホービン株式会社様に感謝しております。
今後も未来ある子どもたちが笑って過ごせるよう、皆様と共に活動していきたいと思います。ありがとうございました。

鈴木慎吾 さん(元プロサッカー選手)
今回は、さいたま市立道祖土小学校で夢先生として登壇させて頂きました。
久しぶりの対面での夢先生で緊張していましたが、道祖土小学校の先生や子どもたちが、非常に自然体で接してくれたので、その緊張もすぐにほぐれました。また廊下で会う子どもたちが元気よく挨拶をしてくれたので、すごく嬉しかったです。
「ゲームの時間」では、失敗と少しの成功を繰り返しながらゲームを行っていき、どうやったら完全に成功するのかみんなで考え、積極的に意見を言い合って、みんながうまくいかなくても諦めずにやったことでゲームを成功させることができました。この短いゲームの時間でも、あきらめない姿勢で自分たちの可能性を信じて頑張ってくれたことは本当に素晴らしかったと思います。
「トークの時間」では、ゲームの時間で経験したことと、目標や将来の夢を叶えることは似ているということを理解してもらえるように話しました。
「ゲームの時間」と「トークの時間」での経験をして、「目標や夢は逃げない」「あきらめない」「自分の可能性を信じる」この3つの言葉が、目標や夢を叶えるために大切だということを理解してくれたと思います。
子どもたちがゲームとトークの時間で、目を輝かせしっかり耳を傾け、何事も一生懸命に取り組んでいる姿を見ることができて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

中野忍 さん(元カヌー選手)
今回、道祖土小学校にて夢先生として登壇させていただきました。ずっとオンラインでの授業が続いていたので、私にとって対面での「夢の教室」は約3年半ぶりで、実は少し不安で緊張していました。しかし、子どもたちのパワフルさと元気な笑顔が私のそんな気持ちを一瞬で吹き飛ばしてくれました。
ゲームの時間は私も子どもたちの中に入って、共に考え共に挑戦し、ゲーム達成のお手伝いをさせていただきました。達成できたクラス、できなかったクラスそれぞれでしたが、チャレンジを重ねるたびに最初はバラバラだった意見が、次第に友達の声に耳を傾けるようになり良いアイデアも出て、みるみるクラスが一つになっていったのを私だけでなく、子ども達も感じていたのではないかと思います。
その証拠に、続く教室での授業で、嬉しい悲鳴なのですが、私の問いかけに対し、次々意見が出て少し聞き取りにくい場面が一度だけありました。すると「まず先生の話を聞こうよ!」という1人の児童の声で、子どもたちが静かに私の話に耳を傾けたのです。夢の教室を通して、この短時間での子ども達の成長に感動しながら私は話をすることができ、とても貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

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