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得点の応酬を制した常葉大や東北大が1回戦を突破! 第19回 全日本大学フットサル大会
2023年08月26日
第19回 全日本大学フットサル大会が8月25日(金)に岸和田市総合体育館で開幕し、1回戦の4試合が行われました。
常葉大学浜松フットサル部(東海/静岡)と北九州市立大学シュティアドール(九州/福岡)の一戦はシーソーゲームとなりましたが、試合終盤の36分に杉本将太郎選手がゴールを決めて5-4とリードした常葉大がその2分後にも宗光潤選手のゴールでリードを広げて6-4で勝利しました。
立命館大学フットサル同好会オールワン(関西1/滋賀)と信州大学フットサル部ヴァイシュラバナ(北信越/長野)の試合は、立命館大が第1ピリオド5分にセットプレーから安田健人選手が先制ゴールを挙げると、その直後のキックオフから相手ボールを奪った小林玉樹選手が追加点を挙げます。わずか5秒で2点目を奪った立命館大が、その後も得点を重ねて6-2で初戦を突破しています。
広島大学フットサル部(中国/広島)と東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)の一戦は、最後まで接戦を繰り広げました。4-4で迎えた残り16秒、広島大はGKからのロングボールをゴール前で森悠真選手が頭で合わせてゴールに流し込み、勝ち越します。1点ビハインドの東北大はすぐにパワープレーで反撃を開始。すると残り1秒、「パワープレーには自信があった」という加藤凱唯選手が同点ゴールを決めて土壇場で追い付き、決着はPK戦へ。このPK戦を4-3で制した東北大が2回戦に駒を進めました。
松山大学フットサル部(四国/愛媛)と同志社大学フットサル部トレボル(関西2/京都)の試合も接戦となりました。先制した松山大は一度は同点に追い付かれますが、10分に岡本青龍選手のゴールで勝ち越すと、その4分後にも三原大知選手が追加点を挙げてリードを広げます。同志社大は試合終盤に猛攻を見せ、精度の高いパワープレーなどからもチャンスをつくりましたが1点が遠く、松山大が4-3で逃げ切りました。
準々決勝からはシードされた4チームも出そろいます。決勝進出2チームが決まる大会2日目はどのようなドラマが待っているでしょうか。
選手コメント
FP #14 岩永翔斗 選手(北九州市立大学シュティアドール)
先制することができた時間帯は良い連係でできていたのですが、後半にあったチャンスで決め切れずに試合を優位に進められませんでした。常葉大学のクワトロセットに苦しめられる展開が多くなり、逆転されてしまいました。九州はまだ関東や関西ほどレベルが高くないとあらためて感じたので、九州全体のレベルがもっと上がるように、また一年頑張って戻ってきたいと思います。今年で卒業する2人の4年生には、ここまで連れてきてもらい、最後まで真摯に取り組んでくれたので感謝したいです。
FP #12 酒井裕和 選手(立命館大学フットサル同好会オールワン)
僕たちは昨年、県予選で負けてしまいました。そこから学生だけのチームでやってきて、春に行われた地域大学フットサルチャンピオンズリーグでは日本一になることができました。今大会も勝って、もう一度、日本一になりたいと思っています。今日の試合に先制できたことで、大会全体にリラックスして入ることができました。明日対戦する北海学園大は、個人の力があるチームという印象なので、しっかり対策をして臨みたいと思います。
FP #20 森悠真 選手(広島大学フットサル部)
前半に2点をリードされましたが、ハーフタイムで「絶対に取り返せる」「絶対に逆転できる」と言い合い、後半は勢いを持ってできましたが、最後はあと一歩のところでした。勝ち越しゴールのときは、まずロングボールで競ってセットプレーを取ろうという狙いがあったので、競り合いに負けてもボールを拾ってくれるとみんなを信じて競ったなかでゴールを決めることができました。最後にPKを外してしまいましたが、思い切り蹴ったので悔いはありません。
FP #20 伊東涼哉 選手(同志社大学フットサル部トレボル)
こういう大きな舞台で実力を発揮し切れずに終わった選手が多かったことが残念です。今、振り返ると「日々の練習の取り組みが、少しずつ甘くなっていたのかな」と思うので、この悔しさを持ち帰り、こういう大舞台で活躍できる選手が増えるように取り組みたいです。僕自身2点取れましたが、チームがうまくいかないときはもっと結果でも、言葉でも、プレーでもチームを引っ張っていかないといけなかったと思っています。
第19回 全日本大学フットサル大会
大会日程:2023年8月25日(金)~2023年8月27日(日)
大会会場:大阪/岸和田市総合体育館
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