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なでしこジャパン、ワールドカップ後初の国際親善試合・アルゼンチン戦に向けてメンバーを発表

2023年09月05日

なでしこジャパン、ワールドカップ後初の国際親善試合・アルゼンチン戦に向けてメンバーを発表

日本サッカー協会(JFA)は9月4日(月)、国際親善試合・アルゼンチン女子代表戦に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)メンバー23人を発表し、佐々木則夫JFA女子委員長となでしこジャパンの池田太監督がJFAハウスで会見を行いました。

7~8月のFIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023でベスト8となったメンバーを中心に構成され、同大会でキャプテンを務めた熊谷紗希選手(ASローマ)、得点王に輝いた宮澤ひなた選手(無所属)の他、GK山下杏也加選手(INAC神戸レオネッサ)、長谷川唯選手(マンチェスター・シティ)、19歳の藤野あおば選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)などが続いて選出されました。

新シーズンが始まったWEリーグクラブからは、三菱重工浦和レッズレディースとI神戸から最多の各4人が選ばれ、女子ワールドカップメンバー以外からも、三浦成美選手(ノースカロライナ・カレッジ)と宝田沙織選手(リンシェーピングFC)が選出されました。

池田監督はなでしこジャパンに復帰した2人に関して「所属チームでしっかりとしたパフォーマンスを見せていて、チームでの役割も(全うして)プレーできている。一人一人の持っているものや、なでしこジャパンのグループの中で彼女たちがどういう力を発揮できるか、そういった部分も見たいと思い招集に至った」と、それぞれに期待を寄せました。

アルゼンチンは先の女子ワールドカップで1分け2敗のグループステージ敗退となりましたが、池田監督は「個人のボールキープや身体を使ってボールを運ぶところなど、一人一人の力強さは南米独特のものがある。来日メンバーは女子ワールドカップメンバーとまったく同じではないと思うので、我々の調整力も必要になってくる」とポイントを挙げました。

9月23日(土)のアルゼンチン戦は、なでしこジャパンにとって先の女子ワールドカップ以来の活動となり、約1年後の第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)に向けた再出発の試合となります。アルゼンチン戦の約1カ月先には、女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア2次予選が控えています。

なでしこジャパンのリスタートとなる国際親善試合 なでしこジャパン対アルゼンチン女子代表は、9月23日12:00に福岡/北九州スタジアムでキックオフ予定です。

コメント

佐々木則夫 JFA女子委員長
我々なでしこジャパンの活動におきまして、多大なるご支援いただいている関係各社の方々、そして何よりも我々をいつも支えていただいているサポーターの皆さん、本当にありがとうございます。なでしこジャパンはこれから、パリオリンピックを目指してしっかりと準備をしていきたいと思っています。その中で9月23日に行われる、北九州でのアルゼンチン戦のメンバー発表をさせていただきます。ぜひ北九州スタジアムでたくさんのサポーターの皆さんの後押しをいただきながら、皆さんの期待に添えるよう、パリオリンピックに向けて頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

池田太 監督(なでしこジャパン)
私たちなでしこジャパンはワールドカップを終え、次なる目標に向かっていくことになります。ワールドカップでは皆さんの応援やサポートが本当に力になりました。まずはお礼を言わせてください。ありがとうございました。なでしこジャパンの戦いは続き、パリオリンピックに向けて準備をしていかなければなりません。10月には2次予選があり、来年2月には最終予選があります。その中で9月23日に北九州でアルゼンチンと戦って、その準備を進めていきたいと思います。この短期間でメンバーを選ぶのは本当に難しい作業でしたが、これからも継続的に準備をしていく中でのアルゼンチン戦となるので、またぜひ皆さんと一緒に、パリに向けて進んでいければと思います。

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