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【Match Report】U-15日本代表 U-15香港代表に10-3で勝利 首位でグループステージ突破 EAFF U15 男子選手権 2023

2023年09月06日

【Match Report】U-15日本代表 U-15香港代表に10-3で勝利 首位でグループステージ突破 EAFF U15 男子選手権 2023

2勝で迎えたグループステージの最終戦は、日本と同様に大量得点でグアム代表に勝利した香港代表との試合になりました。

前半早々から攻め込まれるU-15日本代表は、1分にコーナーキックのこぼれ球を押し込まれそうになりますが、なんとかクリアし凌ぎます。その後も立て続けにペナルティエリアへの侵入を許してしまいピンチが続きます。10分、自陣ペナルティエリア内でファールをしてしまい、そのPKを決められて先制点を決められます。なんとか自分たちの流れにしたい日本代表ですが、自分たちのミスからこぼれ球を拾われて14分に追加点を許してしまいます。クーリングブレイク直後に迎えた34分、左サイドの坂口佑樹(神戸フットボールクラブジュニアユース)からのクロスを髙裕徳(セブン能登 ジュニアユース)がヘディングで押し込みます。そのまま勢いに乗りたい日本ですが、ペナルティエリア前で相手にフリーキックを与えてしまいます。そのフリーキックを一度は久富一寛(サガン鳥栖U-15唐津)が弾きますが、そのこぼれ球を決められてしまい相手に追加点を与えます。43分、フリーキックから髙裕徳がヘディングで押し込み1点差へと詰め寄ります。その後、何度か相手DFラインの背後を狙い、ペナルティエリア内への侵入を試みると、前半終了間際、髙裕徳が裏へと抜け出し、GKとの1対1となり、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得します。そのPKを髙裕徳が自ら決めて、前半のうちに同点へと追いつき、ハーフタイムを迎えます。

後半開始直後に得たコーナーキックで大竹玲(JFAアカデミー福島U-15 EAST)がヘディングで押し込み逆転に成功すると、54分に髙裕徳がペナルティエリア内に侵入し、ゴール中央に走り込んだ浦川慶(AS.ラランジャ豊川U15)が押し込み追加点をあげます。ここから一気に日本のペースとなり62分には髙裕徳が今日4ゴール目となる得点をあげます。73分に途中交代の原湊士(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)、77分と87分には佐々木瑛汰(北海道コンサドーレ札幌U-15)が得点をあげ、さらに得点差を広げます。アディショナルタイムには、フル出場となった大竹玲が追加点をあげ、10対3で勝利をあげ、Bグループ1位で準決勝進出を決めました。

試合日時:2023年9月5日(火)10:00キックオフ
試合会場:Qingdao Baisha Bay Football Centre Pitch9
U-15日本代表 10-3(3-3,7-0)U-15香港代表

<得点>
10分 失点
14分 失点
34分 髙裕徳(セブン能登 ジュニアユース)
38分 失点
43分 髙裕徳(セブン能登 ジュニアユース)
45分+1 髙裕徳(セブン能登 ジュニアユース)
47分 大竹玲(JFAアカデミー福島U-15 EAST)
54分 浦川慶(AS.ラランジャ豊川U15)
62分 髙裕徳(セブン能登 ジュニアユース)
73分 原湊士(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
77分 佐々木瑛汰(北海道コンサドーレ札幌U-15)
87分 佐々木瑛汰(北海道コンサドーレ札幌U-15)
90分+2 大竹玲(JFAアカデミー福島U-15 EAST)

今後の試合スケジュール

・9月7日(木)
10:00 準決勝 vs. U-15韓国代表 @Qingdao Citizen Fitness Center Pitch2
・9月8日(金) 
15:00 3位決定戦 @Qingdao Youth Stadium
19:00 決勝 @Qingdao Youth Stadium
※試合は全て現地時間

他会場の結果により、次戦は9月7日(木) Qingdao Citizen Fitness Center Pitch2にてU-15韓国代表との準決勝となりました。

選手コメント

DF #16 吉田遥翔 選手(スプレッド・イーグルFC函館)
グループ予選の最終戦、香港と戦いました。前半厳しい展開が続きましたが、勝利することができました。
個人としては前半、連続失点をしてしまい厳しい展開が続いてしまいました。守備の対応はもちろん、失点してからの立て直しもすごく課題だと感じました。
チームとしては、前半の間に同点に追いつくことができ、後半は攻撃のコンビネーションが増え追加点を多く取ることができました。前半から後半に向けてチームの雰囲気が良い方向に進めたので良かったと思います。
準決勝、決勝に向けて香港戦はチーム全体にとっていい刺激になったと思います。一人ひとりしっかり準備して次の試合に備えたいと思います。

MF #18 大竹玲 選手(JFAアカデミー福島U-15 EAST)
2連勝して臨んだ香港戦は、試合の序盤に失点してしまいましたが、試合中に改善しなければいけないところをみんなで改善して立て直すことができて良かったかなと思います。一方で失点した場面は全て自分達のミスだったので次からの試合ではミスをなくし、失点を最小限に抑えられるようにしていきたいです。個人としては、2得点をとることができて良かったと思いますが、球際で負けないことやボールを引き出すことなどまだまだ改善点はたくさんあるなと思いました。次の韓国戦では今までの試合よりも厳しい試合になると思いますが、しっかりと勝ち切って決勝に進み優勝したいと思います。

FW #20 浦川慶 選手(AS.ラランジャ豊川U15)
2連勝で勝ち点6を取っていて、ほぼグループ突破は決まっていた試合でしたが、チーム全員で3連勝して、準決勝に挑もうという強い意志で臨みました。
前半3失点をして焦る時間帯もありましたが、自分たちらしくパスのテンポや攻守の切り替えを意識して90分間やり続けた結果が勝利につながったと思います。
個人的には、もっとボールを引き出さないといけないし自分が点決めるのももちろん、まず一番はチームに貢献することが大事ということを痛感した試合でした。準決勝ではチームに貢献をして、なおかつ自分が点をとってチームを優勝に導きたいです。

EAFF U15 男子選手権 2023

大会期間:2023年9月1日(金)~9月8日(金)
大会情報はこちら

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