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熱戦の末、東京Vとレーヴェが決勝へ JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会

2023年09月10日

熱戦の末、東京Vとレーヴェが決勝へ JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会

JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会は9月9日(土)に大会2日目に準々決勝、準決勝を行い、決勝に進む2チームが決まりました。

初日に続き、準々決勝でも熱戦が続きました。1回戦でPK戦の末に勝利を収めた地元のBSC明石アレイア(開催地/兵庫)は、この日も粘り強さを発揮。バモスアラカーサ千葉(関東3/千葉)に一時は2点差を付けられましたが、1点返して迎えた第3ピリオド、ファーサイドへのロングパスを最初はヘディング、続いてボレーと松田圭祐選手が同じ形から2点をたたき込んで逆転。初戦に続いて激戦を制して、明石が準決勝へ進みました。

アヴェルダージ熊本BS(九州2/熊本)とトリコロール?(東海/愛知)の一戦も熱戦となりました。日本代表選手を擁する熊本に対して、トリコロール?が2点先制に成功します。トリコロール?はGK高見侑司選手の好守連発もあり、リードを保ったまま第2ピリオドを終了。しかし、第3ピリオドに大田誠人選手の直接FKで追い付いた熊本は、勢いに乗って逆転。5-3と競り勝って4強入りを果たしました。

この両チームを圧倒したのが、ともに準々決勝で快勝していた、前回4強の2チームでした。東京ヴェルディBS(関東1/東京)は、前回大会準々決勝で6-7と惜敗したリベンジを狙う熊本と真っ向勝負。ヴェルディは高い位置でのボール奪取から開始7分までにゴールを連取すると、15-2と最後まで攻め手を緩めませんでした。

明石の前に立ちはだかったのは、レーヴェ横浜(関東2/神奈川)でした。2度リードを許しながら第1ピリオド中に逆転すると、その後は試合の流れをコントロールしながら、要所で加点。最後まで流れを渡さず、レーヴェが7-2で初の決勝進出を果たしました。

選手コメント

倉岡陽道 選手(青森スタリオンズ)
僕は6年前に出ましたが、全国を知らなかった新しいメンバーが、こうして日本のトップレベルの選手を相手に経験を積めて、すごくうれしく思います。日本代表選手と同じピッチに立てることも、この競技を続ける理由の一つになっています。解散しかけたこともあったし、仕事などでなかなか時間を合わせられませんが、10人に満たない人数でもミニゲームをするなどして今大会に臨みました。今後もサッカーと並行して頑張っていきたいと思います。

神殿尚明 選手(バモスアラカーサ千葉)
途中までリードしていたので、そのまま勝ちたかったのですが、守り切るのと決め切るという点で、もう一歩足りませんでした。それぞれ仕事をしながらも、この大会に向けて強い気持ちで練習しています。地元に根付いたチームとしてやっていて、若い選手も毎年1、2人と入ってくれます。世代交代もしつつ、ベテランが教えて良いバランスでできているので、また全国ベスト4を目指して頑張っていきます。

佐久間清孝 選手(BSC明石アレイア)
地元開催なので決勝まで行きたかったのですが、やはり相手はうまかったですね。接戦で連勝しましたが、まだまだです。今日は家族や知り合い以外の方も見に来てくれたと思います。それがうれしかったし、だからこそ勝ちたかったですね。地域チャンピオンズリーグという大会に関西地域の優勝チームとして出場して出られるので、そこでリベンジしたいです。その前に、今大会最終日に3位決定戦があるので、気持ちを切り替えて頑張ります。

松岡翔太 選手(アヴェルダージ熊本BS)
反省点を挙げたらきりがないのですが、最初に悪い失点の仕方が続いて、流れを取り戻せなかったのが敗因かなと思います。ヴェルディはあれだけの戦力を整えながら、ちゃんと僕たちのウィークポイントを調べて戦略を立て、全員がさぼらずにやってくるので、隙を探すのが大変でした。去年の惜敗から、もう一つ乗り越えようとみんなでやってきましたが、勝負強さや準備の仕方には、まだまだ差があると思います。
3位と4位では全然違うので、まずは最終日の3位決定戦に力を尽くします。

大会日程:2023年9月8日(金)~2023年9月10日(日)
大会会場:兵庫県/明石市大蔵海岸

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映像配信:「JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会」では、ハイライト、決勝フルマッチディレイ配信をJFA公式アプリ「JFA Passport(無料)」にて配信いたします。

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