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【Match Report】フットサル日本女子代表 タイに勝利し大会を優勝で締めくくる
2023年09月11日
フットサル日本女子代表は、9月7日(木)にNSDF Women's Futsal Championship 2023決勝にタイを迎えました。
大会開催地タイとの決勝戦。会場はアウェイの空気に包まれます。序盤から両チーム一進一退の展開が続きますが、6分、日本は自陣でボールを失うと相手のカウンター攻撃を受け失点、今大会で初めて先制点を許します。先制点を許したものの、自分たちのスタイルを変えることなく攻撃を続ける日本は、14分に宮原ゆかり選手のパスに松本直美選手が合わせゴール、1-1の同点に追いつきます。
第2ピリオドに入って早々に日本は追加点を得ます。21分、ゴール前で筏井りさ選手がキープしたボールを宮原ゆかり選手が拾いシュート、2-1とします。30分、松本直美選手のキックインから伊藤果穂選手がシュートを放つと相手DFに当たってコースが代わり、ボールを拾った筏井選手がシュートを決め、3-1とします。得点を奪いたいタイ代表は、残り時間7分からパワープレーでの攻撃を仕掛けます。32分には、そのパワープレーから2点目の失点を喫しますが、33分には江川涼選手が、34分には江口未珂選手が決め5-2とし、試合終了。日本は今大会を優勝で締めくくることができました。
NSDF Women's Futsal Championship 2023
試合日時:2023年9月9日(土)17:30キックオフ
試合会場:Terminal21 Hall
フットサル日本女子代表 5-2(前半1-1、後半4-1)フットサルタイ女子代表
<得点>
6分 失点
14分 松本直美(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
21分 宮原ゆかり(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
30分 筏井りさ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
32分 失点
33分 江川涼(SWH Ladies西宮Futsal Club)
34分 江口未珂(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
<スタートメンバー>
GK:井上ねね(立川アスレティックFCレディース)
FP:筏井りさ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)、四井沙樹(Burela FS/スペイン)、伊藤果穂(バルドラール浦安ラス・ボニータス)、松本直美(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
<サブメンバー>
GK:須藤優理亜(フウガドールすみだレディース)
FP:網城安奈(SWH Ladies西宮Futsal Club)、江口未珂(バルドラール浦安ラス・ボニータス)、池内天紀(福井丸岡RUCK)、江川涼(SWH Ladies西宮Futsal Club)、高尾茜利(SWH Ladies西宮Futsal Club)、伊藤沙世(アルコ神戸)、追野沙羅(SWH Ladies西宮Futsal Club)、宮原ゆかり(バルドラール浦安ラス・ボニータス)、山川里佳子(アルコ神戸)、中島菜月(アルコ神戸)
<登録外メンバー(出場停止、怪我など)>
GK:なし
FP:なし
選手コメント
GK #1 井上ねね 選手(立川アスレティックFCレディース)
フットサル代表となり初めての大会で、無事にタイトルを獲得することができ良かったです。
優勝をかけた戦い、アウェイでの試合ということで、日本ではなかなか経験することのできない状況で、戦い方を含め、たくさん学ぶことができました。
今大会を通して、2月に行われるアジアインドアゲームズに向けて、アジアのレベルや体感などを経験するとてもいい経験になりました。
優勝することができましたが、まだまだ成長しなければならないと感じさせられる大会でもありました。
自チームに帰り、更なる成長を求めて精進して行きます。
今回、日本女子リーグ中にも関わらず、ご協力してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。
FP #4 四井沙樹 選手(Burela FS/スペイン)
開催国との戦いだったので完全アウェイの中、臆することなくプレーすることを心がけました。
先に失点したものの仲間のプレーにより最終的には逆転勝利できたことはこのチームにとって大きな成長をもたらしていると思います。
個人的には満足の行くプレーは発揮できなかったですが、なによりも日本代表が勝利したことはとても嬉しい結果でした。女子フットサルの活動が少ない中、このような大会を開催していただき本当に感謝しています。
数少ない活動でも日本の女子フットサルがもっとたくさんの方に周知してもらえるよう今後も結果を残していかなければならないと思います。
今、日本の女子フットサルは世界でも引けを取らないほど成長していると思っています。
たくさんの女子の国際試合が開かれることを願っています。
FP #9 江川涼 選手(SWH Ladies西宮Futsal Club)
決勝戦もたくさんの応援ありがとうございました。
開催国タイと戦うのは2018年のAFCぶりで個人的にはとても楽しみでした。
先制をされてしまいましたが、焦ることなく前半で追いつくことができ、5-2で勝利をすることができました。
課題はまだまだたくさんありますが、このチームで優勝できたことを大変嬉しく思います。
今大会を通して、個人的には良いパフォーマンスができ、毎試合得点をすることができました。
チームとしても多くの得点をすることができ、自信にもつながったかと思います。
短い期間の活動の中でこうして優勝という結果を出せたことは今後の女子フットサルの活性化にもつながると思うので良かったと思います。
この大会に参加するにあたってたくさんの方にご尽力いただき、とても感謝しています。
ありがとうございました。
今後も女子フットサルの応援をよろしくお願いいたします。
FP #15 伊藤果穂 選手(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
今大会までの活動と、この決勝戦までに積み重ねてきたことを、チームみんなでひとつになって戦えたことが優勝という結果に繋がったと思います。
私自身、代表初選出から初めて大会に出場し、アジアのアウェイの雰囲気や戦い方など難しいと感じたこともありました。
この結果に満足せず、アジアインドアゲームズやAFCでアジアNo.1になるとともにその先の世界を目指し、その中で勝利に貢献できる選手になるために、自チームに戻り課題と向き合っていきたいと思います。
今大会の開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆様に感謝いたします。現地でのニッポンコール、日本からのメッセージは私達の力になりました。
本当にありがとうございました。
NSDF Women's Futsal Championship 2023
大会期間:2023年8月30日(水)~9月10日(日)
大会情報はこちら
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