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2023 JFA ガールズ・エイトU-12(北海道)トレセンプログラムを開催

2023年09月21日

2023 JFA ガールズ・エイトU-12(北海道)トレセンプログラムを開催

9月17日(日)、18日(月・祝)の2日間、北海道芦別市のなまこ山公園球技場において、「JFA ガールズ・エイトU-12(北海道)トレセンプログラム」を開催しました。この事業は、将来日本代表を目指す女子選手の育成の機会とすべく、2022年度より育成(トレセン)事業として実施しています。

今回は、札幌ブロック、道央ブロック、道南ブロック、道東ブロック、道北ブロックから、選手76名、指導者14名に参加いただきました。JFAコーチの指導によるトレーニングや各ブロックの対抗戦、サッカーを楽しむために大切なことや、この年代の選手が目指すべきサッカーについてのレクチャーも行いました。今回の交流戦では、試合時間内で試合が決した場合でも毎試合必ずPK戦を行い、全選手が必ず一度は蹴る機会を作りました。

JFAコーチコメント

徳田恒徳 JFAコーチ
今年度のJFA ガールズ・エイトU-12(北海道)トレセンプログラムでは、2日間の日程で攻・守のトレーニングと5ブロックによる総当たり対抗戦を実施しました。
今回も昨年同様5ブロックにJFAコーチを配置し、トレーニングの実施と選手・指導者に対しゲームのフィードバック等を行いました。各ブロックの指導者からは、選手たちに対して気づきを促したり、具体的に褒めて基準を示したりなど、常に前向きなコーチングが見られました。
選手たちも、トレーニングで学んだことを生かし、攻守において積極的にトライするなど躍動したプレーを見せてくれました。
2日目は、天候の影響によりスケジュールの変更もありましたが、指導者のみなさんのご協力のおかげで無事に終了することができました。
学生の方々にも会場設営や運営に2日間ご協力いただき、スムーズにスケジュールを進行することができました。本当にありがとうございました。
この北海道からなでしこ選手が誕生することを目標に、今後も北海道女子のトレセン活動を活性化させ、選手や指導者のレベルアップにつながるよう、北海道の選手・指導者でひとつになって取り組んでいきたいと思います。

指導者コメント

北田和敏 さん(道東ブロック)
U-12年代の女子選手は各地区にいますが、男子と一緒のチームで活動している選手が多く、それぞれのチームで常に試合に出ている選手ばかりではありません。
そうした選手たちが、女子だけのチームで道内トップレベルの他地区の女子選手と戦うことができるこのプログラムは、とても貴重な機会です。
自分たちのチームや個人としての成果と課題がはっきりと分かることと、二日間一緒に過ごすことによる仲間づくりがこの先のための大きな収穫となっています。
また、指導者としても女子サッカーについての交流がたくさんできることも大きなメリットです。
このプログラムを経験して選手たちはどう成長していくのか、指導者としてどう成長できるのかがとても楽しみです。
最後になりますが、こうした機会を作ってくださったすべての皆さんに感謝します。ありがとうございました。

参加選手コメント

鈴木知菜 選手(札幌ブロック)
他のブロックの選手と交流したり、対抗戦ができてとても楽しかったです。
同じブロックの選手とは宿舎でも一緒に過ごし、いつもより仲良くなれました。
PK戦は実戦ではあんまりやったことがなかったので最初は緊張しましたが、だんだん緊張がとけて自信を持って臨むことができました。誰かが外してしまっても、みんなで励まし合えたのもよかったです。
自チームに帰っても、今回教わったことをいかして頑張りたいです。

大柳歩稀 選手(道央ブロック)
違うブロックの選手と試合ができて楽しかったです。
いつもと違うフォーメーションや、いつもと違う選手とのプレーで、最初は思うようにいかなかったけど、だんだん慣れて8人でつなぐことができました。
PK戦では点を決めることができたし、みんなで盛り上がったのもうれしかったです。
また、初めて一緒に合宿をした選手の意外な一面が知ることができて仲が深まりました。
この2日間でこれからもっと改善しなければならないことも見つかりました。
キャプテンとしてプレーをしましたが、チームに戻ってからも指示の声をもっと出せるように頑張りたいです。

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