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【報告】2023年度審判インストラクタートレセン 9/10@四国FA
2023年09月28日
JFAは、地域サッカー協会と連携して審判指導者の質の向上を目的とした事業を行っています。
今回は、四国サッカー協会審判委員会が行っている事業をご紹介します。
事業概要
開催日:2023年9月10日(日)
場所:ビバスポルティアSAIJO(愛媛県西条市)
9:00 | 理論編 フィットネステスト実施要領の復習 |
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10:30 | 実践編 フィットネステストセットアップの実践 |
13:00 | 理論編 トレーニング方法の理論(心拍数による評価) |
14:00 | 実践編 心拍数による評価を取り入れたトレーニング案の作成 |
15:00 | トレーニング案の実践 |
17:00 | 終了 |
運営者コメント
萩森俊春 イントレマネジャー/2級審判インストラクター(愛媛県サッカー協会)
社会の一員でもある審判員が、日々のトレーニングを継続し、常に最良のフィジカル状態を保つことは非常に難しく、苦労されている部分だと思います。我々インストラクターが、日々のトレーニングのアドバイスや指導ができる知識や経験があれば、より審判員に寄り添った指導ができるのではないかと考えます。
今回の講習会は、トレーニング理論の再確認と実際に審判員に実践することを目的に行いました。受講されたインストラクターの皆さんは、実際に心拍を意識したトレーニングを自らが考え、審判員に実践することを経験され、フィジカルトレーニングのアドバイスや指導への意識が高まったと感じました。今後の指導の中でもぜひ生かしてほしいです。
講師コメント
星加龍一 2級審判インストラクター(愛媛県サッカー協会)
フィジカルトレーニングのリフレッシュ講習会ということで、フィットネステストの運営方法の確認・実践及びトレーニングの理論と実践を行いました。
審判員は普段のトレーニングを個人で行っていることが多く、効果について検証する機会があまりないのが現状です。インストラクターがその役割を果たすことによって、審判員の効果的なトレーニングに繋げ、ひいてはフィジカルの向上へと結びつけることを主眼としました。
今回の講習は「学び直しの機会」「新たな知識を得る機会」となりましたが、これを審判員のために活用しないと意味がありません。今後も審判員のために、常に学び続け、活動していきたいと思います。
受講者コメント
山本雄輝 3級審判インストラクター(高知県サッカー協会)
私は、フィジカルスキル取得後、審判員にトレーニング方法を指導するほどの知識や自信がなく、自県で行われるフィットネステストの会場設営や記録・立ち会いなどの活動しかできていません。指導能力の向上に繋げられればと思い、今回のリフレッシュ講習会に参加させていただきました。
今回の講習会の中で、トレーニングの原理原則を学んだ後、受講生と話し合いながら「持久力を向上させるトレーニング案」を作成するパートがありました。その中で、現役の審判員の方に私たちが考えたトレーニングを実際に実施していただいたところ、持久力を向上させる目安となるトレーニング中の心拍数に目標とする効果が得られたことで、トレーニングの考え方や指導方法に自信を持つことができました。
今回の講習会の内容を指導に生かすことはもちろん、今後も様々な研修機会を通じて、審判員に効果的な指導ができるよう学んでいきたいと思います。
吉原潤 フットサル3級審判インストラクター(香川県サッカー協会)
今回初めて参加させていただいたフィジカルリフレッシュ講習会では、フィジカルコーチの方の指導の下、1日という短い時間でしたが濃密な講義をして頂き、一緒に参加された方ともより良い意見交換ができました。その中で最も考えたのは、審判員がトレーニングをするにあたり、どのようなメニューを組んであげれば質の良いトレーニングができるかというところに重きを置きました。審判員の試合における最大のパフォーマンスである走力・スプリントを生かすために、最大心拍数を意識したトレーニングを行えば良いということが分かりました。今回学んだことをもっと深くたくさんの観点で勉強したいと思います。