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【Match Report】チャイニーズ・タイペイに勝利してグループ首位で予選を突破 AFCフットサルアジアカップ2024 1次予選(10/5-10/11@チャイニーズ・タイペイ)
2023年10月12日
AFCフットサルアジアカップ2024 1次予選
2023年10月11日(水) キックオフ時間19:00(現地時間) 試合時間40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
Taipe University Stadium(台湾/チャイニーズ・タイペイ)
フットサル日本代表 3-0(前半2-0、後半1-0)フットサルチャイニーズ・タイペイ代表
得点
7分 平田ネトアントニオマサノリ (フットサル日本代表)
17分 内田隼太(フットサル日本代表)
33分 内田隼太(フットサル日本代表)
スターティングメンバー
GK:フィウーザ・ファビオ
FP:オリベイラ・アルトゥール©、吉川智貴、原田快、清水和也
サブメンバー
GK:ピレス・イゴール
FP:内村俊太、石田健太郎、山中翔斗、堤優太、平田ネトアントニオマサノリ、金澤空、齋藤日向、内田隼太
登録外メンバー(出場停止、怪我など)
GK:なし
FP:なし
マッチレポート
2024年にウズベキスタンで開催されるFIFAフットサルワールドカップの出場権をかけたアジア1次予選の第2戦に臨んだフットサル日本代表は、チャイニーズ・タイペイ代表に3-0で勝利し、グループ首位で来年4月のアジア最終予選の出場権を獲得しました。
オーストラリア代表との第1戦に4-0で勝利したチームは、3日間の調整期間を経てチャイニーズ・タイペイ代表との第2戦に臨みました。日本から駆けつけた多くのサポーターたちのエールを受けながら到着した選手たちは、さらに気合いを入れ会場へと入っていきます。30分間のウォーミングアップを終え、試合開始直前のロッカールームで木暮賢一郎監督は「自分たちの目標とする場所へ到達するために今日は絶対に勝とう。そして忘れていけないのは、我々を後押しするために日本から時間とお金をかけて異国の会場まで駆けつけてくれているサポーターがたくさんいるということ。彼らのためにも必ず良いフットサルをして、勝利を届けよう。そして映像配信で応援してくれている方々に日本代表のプレーを披露して、フットサルの価値をみんなで高めていこう」と激励を送り、選手をピッチへ送り出しました。
日本のボールでキックインした第1ピリオド、この日もFP4人がポジションを入れ替えながらパスを交換して相手ゴールに迫り、最初のプレーで早くもチャンスを迎えます。左サイドで味方のパスを受けたキャプテンのオリベイラ・アルトゥール選手が逆サイドへ浮き球のパスを送ると、スペースへ走り込んでいた吉川智貴選手がダイレクトでシュート。これは相手GKにセーブされてしまいますが、幸先よく攻撃を仕掛けていきます。その後も日本が果敢に攻撃を仕掛け続けると、7分に試合が動きます。右サイドでポジションを取った内田隼太選手がトラップで反転しながら相手を交わして一気に前進。そこから中央で構えた平田ネトアントニオマサノリ選手がパスを受けると、個人技で相手GKを交わしてゴールネットを揺らします。その後、先制点に沸く日本のサポーターの後押しを受けて追加点を奪いたい日本でしたが、ホームで負けられないチャイニーズ・タイペイも反撃を仕掛けます。両チームが互いに良さを出し拮抗した展開になりますが、終了間際の17分に再びスコアが動きます。日本がコーナーキックを得ると、ショートコーナーから石田健太郎選手の早いクロスをゴール前に走り込んだ内田選手が左足で合わせてゴール。2-0で第1ピリオドを折り返します。
ハーフタイム、木暮監督は「この試合に勝利することはもちろん大事だが、ワールドカップを見据えて取り組んでいるチーム戦術を全員がさらにクオリティ高く取り組んでほしい」と選手に要求します。またこの先の戦いを見据え「自分たちの簡単なパスミスで相手にペースを握らせるのではなく、自分たちがピッチで相手を圧倒しなければ世界の強豪とは戦えない。自分たちの技術と向き合って追加点を奪ってゲームを終わらせよう」と伝え、再びコートへ向かいます。第2ピリオドは、第1ピリオドにプレータイムのなかった内村俊太選手がスタートで送られ、チームに勢いをもたらします。シュートチャンスを多く作り攻め込んでいく日本ですが、相手選手の懸命なディフェンスでなかなか追加点を奪えません。しかし、33分に相手のボールを奪った吉川選手がゴール前までドリブルで運び、最後はパスを受けた内田選手が試合を決定づける3点目を奪います。その後も攻撃の手を緩めず、齋藤日向選手や山中翔斗選手がピッチに送り込まれ、総力戦で相手を押し込みます。残り4分を切ったところでチャイニーズ・タイペイ代表がパワープレーを仕掛けてきますが、この日もゴールに立ちはだかったフィウーザ・ファビオ選手が最後まで得点を許さず、そのまま3-0で試合終了のブザーが鳴り響きました。両チームのサポーターが多く駆けつけた会場では試合後も互いの健闘を称え合い、両国へ大きな歓声が送られました。
試合結果を受けて、日本代表は4月のアジアカップへの出場権を獲得。次の代表活動での再会を誓ってチームは解散しました。
監督・選手コメント
木暮賢一郎 監督
ワールドカップに繋がるアジアカップ本大会への切符を掴むことができて嬉しく思います。選手、スタッフは本当に良い取り組みをしてくれました。また現地で熱い声援を送ってくれたサポーターの皆さんや日本で応援してくれた皆さんにもおめでとうと伝えたいです。Fリーグも再開するのでぜひ多くの方に観ていただきたいですし、私たちと一緒に日本フットサルをもっともっと盛り上げていきましょう。引き続き、応援よろしくお願いします。
FP #4 石田健太郎 選手(バルドラール浦安)
今回も大会のメンバーとして出場できたことは大変嬉しく、たくさんの方々に感謝しています。まずはワールドカップ予選であるアジアカップの本戦に進むことができ、チームにとって良い結果だと思います。次はアジアカップで最高の結果を残し、1年後のワールドカップでも最高の結果を残せるようにもっとレベルアップしていきます。現地でのたくさんの応援、日本での応援ありがとうございました。
FP #9 平田ネトアントニオマサノリ 選手(インダストリアス サンタ コロマ/スペイン)
まず、現地にたくさんのサポーターの方々が来てくださったことが何より力になりました。応援ありがとうございました。結果としては2連勝で次のステージに進むことができたので良かっただと思います。AFCアジアカップの本戦まで時間が限られていますが、連覇するために何をすべきかはそれぞれわかっていると思うので、クラブへ戻ってもう1つ、2つ成長して、またここに帰って来られるように努力するしかないと思っています。
FP #10 金澤空 選手(名古屋オーシャンズ)
難しい試合が続きましたが、無事に2連勝でアジアカップ1次予選を通過でき嬉しく思います。現地で、そして画面越しで、たくさんの応援ありがとうございました。夢フィールドでの事前合宿から、チームとして多くのものを積み上げられたと思います。それと同時に新たな課題も多く見つかりました。ワールドカップまで1年という中で、課題と常に向き合い成長していけるように努力したいと思います。
FP #14 内田隼太 選手(ペニスコラFS/スペイン)
チャイニーズ・タイペイ戦に勝利し、アジアカップの本戦に駒を進めることができました。難しい試合になりましたが、チームで失点を0に抑え、個人としてもゴールやアシストでチームの勝利に貢献できました。遠くまで駆けつけていただいた日本サポーター、ファンの皆さんに感謝したいです。皆さんの声援が私たちの力になりました。また次の代表活動に向けて、チームへ戻り日々努力し続けたいと思います。
AFCフットサルアジアカップ2024 1次予選
大会期間:2023年10月7日(土)~10月11日(水)
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