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2023年度 JFA第10回理事会を開催
2023年10月20日
日本サッカー協会(JFA)は10月19日、JFAハウスとオンラインで第10回理事会を開催しました。
理事会に先立ち、今年9月から10月にかけて中国の杭州で行われた第19回アジア競技大会の日本女子代表を率い、チームを金メダルに導いた狩野倫久監督があいさつに立ち、「若い年代がアウェイでタフに戦い、優勝をつかんでくれた。今回の優勝が女子サッカーやなでしこジャパン(日本女子代表)を後押しすることになればうれしい」と喜びを語りました。
理事会では、10月29日に臨時の評議員会を開催することが決まったほか、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会(ラウンド16)における浦和レッズサポーターの違反行為に関する調査、10月4日にオンラインで開催されたFIFAカウンシルでの決議事項などについて報告されました。
浦和サポーターによる違反行為については前回の理事会でも報告されましたが、引き続き調査した結果、違反行為を行った者は10月5日時点で68人で、その行為の内容も確認されました。また、そのうち6人が特定され、フィールドへの飛び降りと危険行為を行った3人に10試合の入場禁止、フィールドに飛び降りた3人に1試合の入場禁止の決定を下したことが報告されました。これにより個人が特定された違反行為者は28人となりました。個人が特定されていない40人については調査を継続していきます。
FIFAカウンシルに関する主な報告事項は、2030年と2034年のFIFAワールドカップのほか、女子フットサル、U-20年代の女子ワールドカップなどに関することで、2030年大会は、モロッコ、ポルトガル、スペインの3カ国共催を単独候補とすること、同大会が初の開催から100周年となることから、第1回大会の開催国であるウルグアイの首都モンテビデオで記念のイベントを開催すること、また、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイでそれぞれ1試合ずつ開催することを全会一致で合意したと報告されました。
2034年大会については、FIFAワールドカップホストの大陸連盟別ローテーションの原則に則り、アジアサッカー連盟(AFC)とオセアニアサッカー連盟(OFC)から招致を募ることが合意されたと報告がありました。
また、FIFAフットサル女子ワールドカップの第1回大会が2025年に16チームで開催されるほか、FIFA U-20女子ワールドカップコロンビア2024の出場枠を16チームから24チームに拡大し、来年8月31日~9月22日の期間に開催されることも報告されました。
第10回JFA理事会の詳しい資料は、(こちら)をご覧ください。