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【Match Report】U-15日本代表 U-15イングランド代表に1-2で惜敗 バル・ド・マルヌ トーナメント 2023

2023年11月01日

【Match Report】U-15日本代表 U-15イングランド代表に1-2で惜敗 バル・ド・マルヌ トーナメント 2023

10月29日(日)の早朝にフランスに到着したU-15日本代表は、2日間練習を行い、31日(火)、初戦のイングランド戦に臨みました。

初戦となったイングランド戦は前半開始早々の3分にコーナーキックからのこぼれ球を岩崎亮佑選手(横浜FCユース)がシュートするもゴールポストにあたり、ゴールとはなりません。会場には現地の子どもたちが多く訪れており、「aller au Japon!aller au Japon!(行け日本!)」と日本チームを応援する声が会場に響きます。何度か相手にペナルティエリア内への侵入を許すも吉川晴翔選手(柏レイソルU-15)、横井佑弥選手(ガンバ大阪ジュニアユース)を中心とした堅い守備でゴールは許しません。そして32分、縦パスを受けた浅田大翔選手(横浜F・マリノスユース)が反転してペナルティエリア内に侵入すると、加茂結斗選手(柏レイソルU-15)に短いパスをつなぎ、最後は加茂選手が冷静にゴールへと流し込み先制点を挙げます。その後、前半終了間際にピンチが訪れるも松浦大翔選手(アルビレックス新潟U-15)がなんとかボールを蹴り出し、ピンチをしのぎ前半を折り返します。

44分、浅田選手が右サイドを突破すると、そのままペナルティエリア内までドリブルで持ち込み、ファーサイドでフリーになった武本匠平選手(アビスパ福岡U-15)へパスを送るも、武本選手のシュートは惜しくも枠を外れ追加点とはなりません。その後はイングランドの猛攻に耐えつつも、わずかなチャンスで追加点を挙げたい日本は、今井宏亮選手(東京ヴェルディユース)のパスから裏へと抜け出した西村水岐選手(ヴィッセル神戸U-15)がペナルティエリア手前まで走り込んだ阿出川琥吾選手(柏レイソルU-15)にパスを出し、ダイレクトでシュートするも惜しくも枠を外れます。

追加点をあげられない中、74分にイングランドがコーナーキックで同点ゴールあげると、引き分けのまま試合が終了し、PK戦(※)になるかと思われた後半アディショナルタイムにイングランドに左サイドの突破から中央にドリブルで切り込まれると、そのままシュートを打たれて勝ち越しゴールを奪われます。なんとか前線に蹴り込み、同点ゴールを狙うも試合終了のホイッスルが響き、惜しくも敗戦となりました。

※同点の場合、PK戦を実施。PK戦勝利の場合、勝ち点プラス2点を得ることができる。
試合日時:2023年10月31日(火)14:00キックオフ
試合会場:Complex Sportif Didier Pironi
U-15日本代表 1-2(1-0、0-2)U-15イングランド代表
※40分ハーフ

<得点>
32分 加茂結斗(柏レイソルU-15)
74分 失点
83分 失点

今後の試合スケジュール

・11月02日(木)
14:00 第2戦 vs. スイス @COMPLEX SPORTIF DES MAISONS ROUGES
・11月04日(土)
16:00 第3戦 vs. フランス @COMPLEX SPORTIF LEO LAGRANGE
※試合は全て現地時間

次戦は11月2日(木) COMPLEX SPORTIF DES MAISONS ROUGESにてU-15スイス代表との第2戦となります。

選手コメント

GK #1 松浦大翔 選手(アルビレックス新潟U-15)
今日の試合では、自分が後ろからしっかり声を出してみんなを盛り上げたり、指示を出したりできていたので良かったと思いますが、時折、指示が出せてない場面もあったので、継続して声かけができるようにしたいです。
失点の場面では、ボールが取られた後の全体の戻りが遅く、相手に仕掛けられてやられたので、みんなで体を張って守れたら良いと感じました。
次の試合では、今日の試合でできなかったことを意識しながらプレーしていきたいです。

MF #8 今井宏亮 選手(東京ヴェルディユース)
試合の序盤は攻守において、なかなか良いリズムを作ることができず、硬い入りとなってしまいましたが、チーム1人1人が声をかけ、中間ポジションの守備、連続した縦パスを徐々に増やすことができ、得点に繋げることができました。
しかし、最後まで無失点で勝ちきることができなかったのは反省点だと思うので、お互いが声をかけて失点を防ぎ、1人1人が主体として引っ張っていく意識を持ち、残り2試合勝利していきたいと思います。

FW #18 加茂結斗 選手(柏レイソルU-15)
今日の試合は4月のスペイン遠征で負けている相手だったので、みんなが絶対に勝つという気持ちでミーティングから意識して、いい緊張感で臨めていました。序盤は相手にボールをにぎられる時間が続きました。そこでチーム全体で意見を出し合い修正できた部分もあり得点に繋げることができました。しかし、最後の最後で相手に隙をつかれ失点を重ねました。この試合を通してフィジカルの部分で差を感じたのでそこの差を埋められるように、常にこの基準でプレーしないといけないと思いました。
まだあと2試合残っているのでそこに向けてしっかり調整していきます。

バル・ド・マルヌ トーナメント 2023

大会期間:2023年10月31日(火)~11月4日(土)

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