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フットサル日本代表 ウズベキスタンでの試合に向けて活動を開始
2023年11月20日
11月に開催予定であったアジアインドア&マーシャルアーツゲームズの開催延期に伴い、代替活動としてウズベキスタン遠征に臨むことになったフットサル日本代表は国際親善試合の開催地であるウズベキスタン/タシュケントへ移動し、現地で活動を開始しました。
11月16日に高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングを2セッション実施し、翌17日の朝からチームは韓国を経由し約20時間をかけてウズベキスタンへ移動しました。夜に到着したチームは翌日の午前は各自で休息を過ごし、午後より最初のトレーニングに臨みました。トレーニング前に実施した現地での最初のチームミーティングで木暮賢一郎監督は選手たちに代表チームでプレーすることの意味、代表選手としての心構えを自身の経験も交えながら語りかけ、フットサルワールドカップの開催まで1年を切っているこのタイミングで改めて選手たちに代表選手としてのあるべき姿を説きました。その後、チーム戦術を映像ミーティングで振り返ってからバスへ乗り込み、トレーニング会場へと移っていきました。
初日のトレーニングは日照時間の短いウズベキスタンではすっかり陽の沈んだ17時より開始しました。夕方はやや肌寒いアリーナにて選手たちはしっかりとウォーミングアップをしてから、2対2、セットプレーの確認、最後はゲーム形式のメニューに取り組み、移動疲れはあるもののしっかりと汗を流して試合に向けてコンディションを整えました。翌日19日は朝と夕方の2部トレーニングを実施。午前は初日よりも強度の高く、より実践的なメニューに取り組み、選手たちは試合を想定しながら緊張感の高い雰囲気の中で2時間のトレーニングを走りきりました。トレーニング後も選手たちはプレーを振り返りながら密にコミュニケーションを取り続け、ピッチ外でも勝利に向けて貪欲に取り組むチームの姿勢が見て取れました。夕方はここまでのタフなトレーニングを受けて、強度は落としながら2対2やセットプレーの確認など全体では短めの時間のメニューに取り組み、その後は少しフリーな時間が与えられ選手たちは各自の課題解消に向けて思い思いのトレーニングに取り組みました。
チームは翌20日、21日にも準備を行い、22日よりフットサルウズベキスタン代表との国際親善試合に臨みます。
選手コメント
FP #5 伊藤圭汰 選手(ペスカドーラ町田)
追加招集でしたが代表チームに無事合流することができました。代表チームは自分にとって特別な場所なのでここに戻ってこられて嬉しいです。前回のブラジル遠征での課題を修正しチームのコンセプトを理解し自分の持ち味を発揮できるようにしていきたいです。チームとしては良いフットサルをしてしっかり勝てるようにコミュニケーションをとりながら良い準備をしていきたいと思います。
FP #10 金澤空 選手(名古屋オーシャンズ)
ウズベキスタンに着いてからチームとして強度の高いトレーニングができています。ワールドカップが開催される地でトレーニングや試合ができることはとても貴重だと思います。約1年後にこの場所に大きくレベルアップしてまた来られるように時間を無駄にせず過ごしていきたいです。まずは今回のウズベキスタンとの2連戦を勝利してこの遠征を終えられるように引き続き良い準備を続けていきます。
FP #14 内村俊太 選手(湘南ベルマーレ)
ウズベキスタン戦に向け、チームとしてとても良い取り組みができています。今回は国内組だけで構成されているのでお互い持ち味もある程度把握しているので、そこを強みに良い準備をしたいと思います。ワールドカップまで一年を切っているのでそこの席を掴めるよう個人としても毎セッション大事にしていきたいです。まだワールドカップの切符は掴んでいませんが、日本の目指してる所はもっと上なのでしっかり2連勝して帰りたいと思います。
国際親善試合
11月22日(水) 19:00 キックオフ予定(日本時間 11月22日(水) 23:00) vs フットサルウズベキスタン代表
会場:ウズベキスタン/Yunusobod Sportcomplex
11月23日(木) 19:00 キックオフ予定(日本時間 11月23日(木) 23:00) vs フットサルウズベキスタン代表
会場:ウズベキスタン/Yunusobod Sportcomplex