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川崎Fと柏による決勝は12月9日開催! 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会
2023年12月07日
天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会は12月9日(土)、国立競技場で決勝戦を行います。
ファイナルの舞台で顔を合わせるのは、川崎フロンターレ(J1)と柏レイソル(J1)です。川崎は2020年度以来、柏は2012年度以来の頂点を目指します。
川崎Fは2017年のJ1初優勝以降、天皇杯第100回大会を含めて、毎年タイトルを取り続けてきました。その流れが途絶えたのが、昨シーズンのこと。覇権奪還への思いは相当に強いはずです。
SAMURAI BLUE(日本代表)へと駆け上がった三笘薫選手や旗手怜央選手ら多くの選手が海外へと羽ばたき、一時期のような爆発的な攻撃力はないかもしれません。しかし、ここまでの歩みで身につけた勝負強さは健在です。
しかもアビスパ福岡(J1)に4-2と快勝した10月8日(日)の天皇杯準決勝の後、リーグ戦3勝2分けなど、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を含めて公式戦8戦無敗。調子は上向いていると考えて良さそうです。
日本一の称号とともに与えられる、現行のACLから「ACLエリート」へと生まれ変わるアジア最強クラブ決定戦への出場権も魅力でしょう。このファイナルでの勝利は、出場中のACL、さらにその先へと新しい栄光のサイクルを回す鍵となり得ます。
対して柏は、今大会準決勝でロアッソ熊本(J2)に4-0と快勝したものの、その後のリーグ戦は4分け1敗と未勝利で終えました。数字上は最終節までJ2降格の可能性を残しながら、17位でJ1残留を決めました。
天皇杯準決勝以降は対照的な戦いを続けた両チームですが、10月29日(日)に行われたJ1第31節で顔を合わせています。
前線で細谷真大選手らが惜しいシュートを放つなどした柏が、前半にホームで先制に成功。シュート数では下回った川崎Fですが、選手交代、システム変更と力を絞って後半に追いつき、引き分けに持ち込みました。
その柏戦同様、川崎Fは続く京都サンガF.C.戦でも、リードを2度も許しながら3-3で引き分けました。延長戦もある決勝で、勝負強さは結果を左右する大きな要素になるでしょう。
柏は4戦連続ドローで今季J1を終えましたが、負けなかったともとらえられます。その中で細谷選手が2得点。先月にはFIFAワールドカップアジア2次予選を戦うSAMURAI BLUEに追加招集され、初ゴールも記録しました。来年のパリ・オリンピックはもちろん、年明けのAFCアジアカップも視野に入るFWは、この決勝でも鍵を握る一人です。
双方にとって、今季の集大成であり、未来を拓くビッグマッチ。選手たちの奮闘にご注目ください。
【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]
【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]
【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)
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