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横浜F・マリノスと三菱重工浦和レッズレディースがアジアの頂点を目指してファイナルに臨む AFCチャンピオンズリーグ2023/24&AFC Women’s Club Championship 2023 - Invitational Tournament展望
2024年05月08日
5月10日(金)にAFC Women’s Club Championship 2023 - Invitational Tournamentの決勝が、5月11日(土)および5月25日(土)にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24決勝の第1戦と第2戦が開催されます。男女のアジア王者を決める両大会の決勝戦に日本のチームが出場します。
AFC Women’s Club Championship 2023 - Invitational Tournament
三菱重工浦和レッズレディース vs 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ
AFC Women’s Club Championship 2023 - Invitational Tournamentの決勝では、三菱重工浦和レッズレディースが仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)と対戦します。同大会はAFC Women’s Champions League 2024のプレ大会として開催されていましたが、アジアサッカー連盟(AFC)が今年3月、決勝を開催しないことを発表しました。しかしWEリーグや浦和が開催の再考を依頼するレターをJFA経由でAFCに送り、韓国側とも協議した結果、一転して開催する運びとなりました。
浦和は2022-23シーズンのWEリーグチャンピオンとして同大会に出場。2023年11月にタイで行われたグループステージAでは、初戦でスリー・ゴクラム・ケララFC(インド)に8-0と大勝すると、第2節はバンコクFC(タイ)を6-1で下し決勝進出を確定。第3節の花蓮女子FC(チャイニーズ・タイペイ)戦はメンバーを大幅に入れ替えながらも6-0で快勝。3戦全勝、20得点1失点という圧巻の成績で戦い抜きました。
グループステージでは清家貴子選手が通算6ゴールを挙げて得点ランキングのトップに立っています。また、伊藤美紀選手が4ゴールで2位タイ、島田芽依選手が3ゴールで5位タイ、安藤梢選手が2ゴールで7位タイとなっています。清家選手は2023-24シーズンのWEリーグでも第7節から10試合連続ゴールを記録するなど好調を維持しています。
対戦相手の仁川現代製鉄は、ウズベキスタンで行われたグループステージBを3連勝で突破。決勝は5月10日(金)、浦和駒場スタジアムで18時キックオフの予定となっています。
AFCチャンピオンズリーグ2023/24
横浜F・マリノス vs アル・アイン
ACL決勝では、横浜F・マリノスがアル・アイン(UAE)と対戦します。横浜FMはグループステージGを4勝2敗の首位で突破すると、ラウンド16ではバンコク・ユナイテッド(タイ)に2戦合計3-2、準々決勝は山東泰山(中国)に2戦合計3-1で勝利しました。
準決勝は蔚山現代(韓国)と対戦。アウェイでの第1戦に0-1で敗れると、ホームでの第2戦はMF植中朝日選手の2ゴールなどで30分までに3点を奪います。しかし35分に1点を返され、その4分後にはDF上島拓巳選手がペナルティーエリア内でのハンドで退場処分に。PKも決められて2戦合計スコア3-3とされます。その後、後半と延長戦は相手の猛攻を耐えしのぎ、PK戦ではGKポープ・ウィリアム選手が1本をストップし5-4で競り勝ちました。
アル・アインは元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ監督が率いるチームで、グループステージAを5勝1敗で首位通過すると、ラウンド16ではナサフ・カルシ(ウズベキスタン)に2戦合計2-1、準々決勝ではアル・ナスル(サウジアラビア)を2戦合計4-4、PK戦3-1で撃破。準決勝では過去3回の優勝を誇るアル・ヒラル(サウジアラビア)に2戦合計5-4で競り勝ち、2016年大会以来の決勝進出を果たしました。エースストライカーのスフィアン・ラヒミ選手は準決勝第1戦でハットトリックを達成するなど、ここまで11ゴールで得点ランキング首位に立っています。
決勝の第1戦は5月11日(土)、横浜国際総合競技場で19時キックオフ、第2戦は5月25日(土)、ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムで20時(日本時間25時)キックオフの予定となっています。