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JFA 第19回全日本ビーチサッカー大会が沖縄で開幕
2024年10月19日
JFA 第19回全日本ビーチサッカー大会が10月18日(金)、沖縄県国頭郡金武町のKINサンライズビーチ海浜公園で開幕しました。大会初日は1回戦を行い、全16チームがベスト8進出を目指して熱闘を繰り広げました。
大会5連覇中の東京ヴェルディBS(関東1/東京)は青森スタリオンズ(東北/青森)と対戦しました。開始3分に大槻陽平選手のゴールで先制すると、1分後にはGKの河合雄介選手にも得点が生まれます。その後もコンスタントに得点を重ね、8-0で初陣を飾りました。
前回大会準優勝でリベンジに燃えるレーヴェ横浜(関東2/神奈川)は、大場崇晃選手が5ゴールを挙げる活躍を見せ、ベル・エキップBS(中国/岡山)に10-3と快勝しています。
過去6回の優勝を誇る東京レキオスBS(関東4/東京)と、ドルソーレ北九州として2015年の第10回大会を制したドルソーレ行橋(九州2/福岡)が対峙する1回戦屈指の好カードも実現しました。試合は東京レキオスが各ピリオドに1点ずつを挙げて3点をリード。ドルソーレ行橋も終盤に2点を奪って追い上げましたが、あと一歩及びませんでした。
今大会にはビーチサッカーチームだけでなく、旭川実業高校(北海道)や香川大学フットサル部(四国2/香川)など11人制サッカーやフットサルのチームも参加しました。両チームとも初戦敗退となりましたが、旭川実業はセイコー(四国1/愛媛)と息詰まるシーソーゲームの末に6-8と惜敗し、香川大学フットサル部は過去に優勝経験を持つプロクラブのソーマプライア沖縄(開催地/沖縄)に13点を奪われながら終盤に1点を返して一矢報いるなど、ともに初出場ながら見せ場をつくりました。
大会2日目は準々決勝と準決勝を行い、決勝に進む2チームが決まります。
選手コメント
中川雅 選手(旭川実業高校)
大人を相手に走り負けないよう、体力勝負で戦おうと思っていました。でも、全国大会では通用しませんでした。競技に慣れていないこともあるのですが、技術の部分で差をつけられました。「1点は取ろう」とみんなで話して臨む中、多くの得点を決めることができたので、自分たちとしては良かったです。個人的にこれでサッカー部を引退する形になるのですが、最後に全国大会に出場できて、良い経験になりました。
小林悠人 選手(フュージョン)
女子チームでプレーしていた母親の影響で競技を始め、小学校4年生からビーチサッカー一本でやっています。個人的に今回が初の全国大会で、ゴールを決めてチームに貢献したかったのですが、初めてということで緊張してしまい、準備不足の部分が多かったと思います。チームとしては、昨年が初戦敗退だったので今年こそは絶対に1勝しようと誓って臨んだのですが、自分が全然活躍できなかったですし、まだ改善点があると思います。
信末悠汰 選手(ドルソーレ行橋)
36分間、3ピリオド、自分たちのやりたいことが全くできませんでした。経験不足が出た試合だったと思います。(東京レキオスBSとは)何度か対戦したことあるので、相手のストロングポイントを消しながら戦おうと話し合っていたのですが、そもそも自分たちのストロングポイントを出すことができませんでした。この悔しさを払拭するには、来年またこの舞台に帰ってきてやり返すしかないので、さらに積み重ねていきたいと思います。
根岸祐弥 選手(香川大学フットサル部)
一昨年からビーチサッカーへのチャレンジを始めて、今回、初めて全国大会に出場しました。指導者が不在で学生中心の活動をしている中、良い経験になりました。浮き球の扱いやコンタクトの部分はフットサルと違う部分が多く、とても難しかったのですが、途中からは順応してきて、最後に1点だけ返すことができました。プロから得点を奪ったのは誇らしいことですし、今後もこの大会に出たい、ビーチサッカーも続けたいと思いました。
日程:2024年10月18日(金)~10月20日(日)
会場:沖縄県/KINサンライズビーチ海浜公園
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