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JFA 第30回全日本U-15フットサル選手権大会が開幕
2025年01月12日
JFA 第30回全日本U-15フットサル選手権大会が1月11日(土)に栃木県の日環アリーナ栃木で開幕しました。全国各地の予選を勝ち上がった16チームがU-15年代の日本一を目指し、それぞれ1次ラウンドの第1節と第2節を戦っています。
グループAでは、水橋FC U-15(北信越1/富山)が2連勝と好スタートを切りました。初戦でFCリヴェント・ユイファ(四国/愛媛)に2-0の完封勝利を収めると、2戦目では開催地代表のファンタジスタ栃木(栃木)を7-0で下し、連続無失点での勝利。第3節は逆転で決勝ラウンド進出を目指すリオンジュニアユース(東海4/静岡)と対戦します。
連勝したチームも連敗したチームもないため、混戦となっているのがグループB。2節を終えて1勝1分けの福知山ジュニアユースクラブ(関西2/京都)が首位に立っています。前回優勝の翼SCレインボー垂井U-15(東海1/岐阜)は、初戦でその福知山に2-3の逆転負けを喫しましたが、第2節ではFP水谷州登選手のハットトリックもあって4-0で勝利して2位につけています。
グループCでは、Jフィールド岡山F.C.(中国/岡山)と長岡JYFC(北信越2/新潟)が連勝を収めました。岡山が常に先手を取ってきたのに対し、長岡は2試合とも逆転勝利。長岡のFP川端寛歩選手はその2試合で終盤に決勝点を決め、勝負強さを見せています。
グループDは、HKDフットボールクラブ(北海道1/北海道)とFCクラッキス松戸(関東/千葉)が勝ち点4で並んでいます。第1節の残り1分で追いつかれた松戸は、第2節でリードを許す苦しい展開に。それでも14分、FKから同点に追いつくと、後半残り1分を切ったところでFP木暮蒼真選手が決勝点を記録。その後、追加点も挙げて5-3で勝利しました。一方のHKDは、第2節の終盤にパワープレーから2失点を許して3-3に追いつかれる結果に。両チームによる第3節の直接対決がどのような展開になるか注目です。
1月12日(日)の大会2日目には第3節の8試合が行われ、ベスト4が出そろいます。
選手コメント
FP #23 伊藤稜真 選手(リオンジュニアユース)
初めての全国大会で、初戦は緊張しました。2試合目も先制してから逆転されて2点差をつけられたので「このままではいけない」と少し焦りましたが、「自分たちが(試合に)入ったら絶対決めてやる」という気持ちでしたし、自分のゴールで追いつくことができて良かったです。コンビネーションの部分など、改善点をみんなで話し合い、しっかり修正して3試合目を戦いたいと思います。
FP #10 水谷州登 選手(翼SCレインボー垂井U-15)
初戦で負けてしまいましたが、しっかり切り替えて2試合目は勝てたので良かったと思います。昨年優勝しているプレッシャーはあります。初戦は特に重かったです。初戦を終えてから、コーチに「これで負けたら終わりやぞ」と言われて、みんな気合いが入りました。僕もハットトリックを達成することができてとてもうれしいです。第3節の相手は初戦で僕らに勝ったチームと引き分けましたが、怯まずに勝ちにいきます。
FP #6 重田竜之介 選手(Jフィールド岡山F.C.)
2連勝できて今までにないくらいうれしいです。2試合目では、第1ピリオドに前歯が折れてしまいましたが、3年間やってきた集大成だったので、第2ピリオドからピッチに戻りました。その結果、自分もゴールを決められたし、勝利できたので大丈夫です。(ゴールの場面は)ループシュートを狙ったところを一度はGKに弾かれましたが、うまく押し込めました。大会2日目の試合も絶対に勝ちたいですし、優勝して金メダルをもらうとともに、記念に金歯も差し込みたいと思います。
FP #35 川端寛歩 選手(長岡JYFC)
絶対に優勝するという気持ちで今大会に臨んでいます。初戦はリードされてから気持ちで追いつきました。その試合で1点返してからは良い流れになっていたので、2戦目は先制された後、なかなか追いつけませんでしたが、「ゴールを取れば流れがくる」と思いながら戦っていました。(決勝点の場面は)相手のGKが大きくてうまくて、普通にシュートを打ったら入らなかったので、威力でこじ開けました。第3節も勝って絶対に決勝ラウンドに進出したいです。
大会期間:2025年1月11日(土)~1月13日(月・祝)
会場:栃木県/日環アリーナ栃木
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大会最終日 2025年1月13日(月・祝)の準決勝2試合と決勝戦を、JFATV(JFA公式YouTubeチャンネル)にてインターネットライブ配信を行います。ライブ後のオンデマンド配信は、JFA公式アプリ「JFA Passport」にてご覧いただけます。
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