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レフェリーカレッジ集中講習に香港からレフェリー、インストラクターが参加
2014年03月21日
3月4日~3月8日、鹿児島県霧島市で行った、「大学サッカーフェスティバル」に参加してのレフェリーカレッジ集中講習に、香港から来日した審判員2名とインストラクター1名が参加しました。
フェスティバルでの実技研修・指導を通し、香港のインストラクターは日本のレフェリーを、日本のインストラクターは香港のレフェリーを指導し、指導を受けたそれぞれのレフェリーたちは普段とはまた違った観点の指導に新たな刺激があったようです。
香港から審判員・インストラクターがJFAの事業に参加するのは初めての試みとなりましたが、同じ育成年代であるカレッジ生との交流も深め、日本の文化にも触れることができました。
主催者コメント
太田潔 JFAレフェリーカレッジ カレッジマスター
今回は3月4日(火)から3月8日(土)まで鹿児島で開催されたレフェリーカレッジ集中講習(大学フェスティバル)に香港からのレフェリー2名、インストラクター1名に参加して頂きました。
香港の審判員は一日一試合担当し、インストラクターにも試合を見ていただきました。
日本のインストラクターが香港のレフェリーを指導すると同時に、香港のインストラクターにレフェリーカレッジ生を指導頂くなど、積極的な交流が図れた良い機会となりました。
夜は共に食事をしたり温泉に入ったりと、日本文化も感じて頂けたと思います。
試合の場では香港のレフェリー達は日本の大学生のスピードについていくのに苦労していたようですが、全体的にはお互いのレフェリーにとってよい研修会となりました。
参加者コメント
PANG Cham Kai インストラクター(香港)
今回は香港協会から日本協会への初めての交流プログラムでした。
若いレフェリーにとって、日本の高いレベルの試合が経験できたことはとてもよい機会となりました。
香港からのレフェリー2人が日本のインストラクターからたくさん学んだと同時に、私自身も日本のインストラクター、またレフェリーカレッジ生からたくさんのことを学びました。
このような交流事業が続くことを願っています。
WONG Ping Chun 審判員(香港)
今回の交流プログラムに参加できたことをとても名誉あることだと感じています。
研修を通し、様々な角度から頂いたアドバイスは、私の審判技術の向上にとても助けになると思っています。
このような素晴らしい機会を与えてくださった日本サッカー協会、香港サッカー協会に感謝したいです。
LEUNG Chung Yin 審判員(香港)
交流プログラムに参加する機会を与えてくださった日本サッカー協会に感謝しています。
試合を通し、日本のレフェリーから我々の弱みに気づくことが出来ましたし、お互いにアドバイスし合えたことは良かったと思います。
香港のレフェリーたちにもこの経験を共有し、審判技術を伸ばしていきたいです。
笠原寛貴 レフェリーカレッジ10期生(長野県)
今回、レフェリーカレッジの集中講習を香港のインストラクターや審判員と一緒に研修することができ、大変有意義な研修となりました。
特にコミュニケーションの部分で、お互いに英語でコミュニケーションをとり、伝えることの難しさを感じました。
とにかく伝えようとすることが大切で、実際のゲームにもつながる部分であると思いました。
今回の研修で学んだことを今後の審判活動に生かしていきたいです。