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U-22審判員研修会を兵庫県で実施
2014年03月21日
JFA審判委員会では、2級・3級に登録する22歳以下の審判員を対象とし、若手審判員の育成・強化のため、JFAの指針や指導方法を地域FA・都道府県FAと共有し、一貫した指導ができるような体制作りを目的として、3月11日~14日、兵庫県神戸市他にて研修会を実施しました。
22歳以下の審判員が都道府県、地域を越えて一堂に会し、研修会を行ったのは初めての試みです。
実際に試合を担当し、その試合の分析を行い、他の地域の審判員とディスカッションを行うなど、充実した内容の研修会となりました。
インストラクターコメント
黛俊行 育成部会長
参加審判員には「トモニイコウカップ」を使ったレフェリングや試合分析を行ったり、各人の活動状況の情報共有や今後の課題、課題解決のための具体的な施策、さらに各FAやJFAへの要望等をディスカッションしてもらいました。
他にも審判員に求められる資質や競技規則の学習法について講義を行いました。
各地域から出席した審判指導者には、梅本氏(関西サッカー協会審判委員長)による「関西地域のU-22審判員への指導の取り組み」というテーマで講義があり、各地域・都道府県の現状の共有と今後の取り組み、指導法、地域育成インストラクターや地域トレーニングセンター制度との連携等についてディスカッションがなされました。
太田潔 氏(育成部)
U-22年代の審判員は今までも見たことはありますが、今回は新たな研修会ということで新鮮な気持ちで参加いたしました。
正直なところ、どこまでコントロールできるか不安な気持ちだったのですが、参加した審判員の皆さんはその不安を打ち消してくれるレフェリングを見せてくれました。
これから数年は生活環境面の変化が激しくなると思われますが、上手に身の回りを整理して、今持っている高い目標を目指してレフェリングの向上に努めていってほしいと思います。
参加審判員コメント
小野裕太 審判員(富山県)
今回の研修会は、各地域の同年代の審判員と共に知識や情報の共有ができる良い機会となりました。
特にグループで行ったディスカッションでは、各地域の現状を基に、同年代の審判員がどのような立場に置かれているかを知り、その現状を改善していくために自分達にできることは何かを考えることができました。
これから、私を含めた各審判員が自分の地域で現状を変えていくために様々なことにトライしていくと思います。
また、トモニイコウCUP2014を用いて行われた実践研修では、トップインストラクターの方々に御指導頂き、自分の現在の課題を発見し、それを改善していくためのアドバイスを頂くことができました。
4日間という短い日程でしたが、とても充実した研修を受けることができました。
今回学んだことを自分の地域に帰り、実践していくとともに、今回知り合った同年代の審判員に負けないように努力し、自分自身が日本のトップレフェリーになれるように頑張りたいと思います。
青山凌 審判員(高知県)
私にとってこの4日間の研修会は非常に有意義なものになりました。
自分にとってのレフェリングのレベルアップはもちろんのこと、全国から参加している同世代の人たちと交流を図ることが出来ました。
これからは地域でレベルアップをしながら、機会があればまた全国を対象とした研修会にも参加したいです。
この研修会の場で指導していただいたインストラクターをはじめとするスタッフの方々、私を選出してくださった地域の方々には感謝の気持ちしかありません。
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