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2014年開幕前1級・女子1級審判員体力テストを実施
2014年01月15日
来シーズンに向けて、1級・女子1級審判員の体力テストが先週末より各地で開催されています。
1級・女子1級審判員を対象とした体力テストは、開幕前とシーズン中の年2回行われます。
この体力テストに合格しないと、審判員は割当を受けることができません。
開幕前の体力テストは1月から2月中旬にかけ地域サッカー協会審判委員会の運営のもと、各地域のレフェリーフィットネスインストラクターが中心となり開催されます。
2014年開幕前の1級・女子1級審判員の体力テストが1月11日(土)の北海道より始まりました。
各審判員とも、2013年シーズン終了後もトレーニングを積み、2014年シーズンに向け、各自が目標に向かいしっかり準備していることがうかがえました。
以後、下記に日程で体力テストが開催されます。
1月11日(土) | 北海道【終了】 |
---|---|
1月13日(月祝) | 四国【終了】 |
2月1日(土) | 関東・東海・関西 |
2月8日(土) | 九州 |
2月9日(日) | 東北・中国 |
2月11日(火祝) | 北信越 |
審判員の体力テスト基準(1級・女子1級審判員)
スプリント テスト
セット数:
練習1回、本番6回、予備1回(追加走)
人数:
1レーンに対する人数が多いと、インターバル時間が長くなるので注意する。10名前後を目安とする。
体力テスト合格基準 | |||
---|---|---|---|
男子 | 国際主審/Jリーグ担当主審 | 6.2秒 | 6本 |
国際副審/Jリーグ担当副審 | 6.0秒 | 6本 | |
1級 | 6.4秒 | 6本 | |
女子 | 国際主審 | 6.6秒 | 6本 |
国際副審 | 6.4秒 | 6本 | |
1級 | 6.8秒 | 6本 |
(2級~4級の基準は異なります)
インターバル テスト
セット数:
150m走+50m歩を20回(オプションで30回まで走ることもあり)
人数:
1グループに6名までとし、スタート箇所は最大4箇所までとする。ゴールラインの前後3m地点にフニィッシュエリアを設置する。
体力テスト合格基準 | ||||
---|---|---|---|---|
カテゴリー | 150m走 | 50m歩 | 回数 | |
男子 | 国際主審/Jリーグ担当主審 | 30.0秒 | 35.0秒 | 20 |
国際副審/Jリーグ担当副審 | 30.0秒 | 40.0秒 | 20 | |
1級 | 30.0秒 | 40.0秒 | 20 | |
女子 | 国際主審 | 35.0秒 | 40.0秒 | 20 |
国際副審 | 35.0秒 | 45.0秒 | 20 | |
1級 | 35.0秒 | 45.0秒 | 20 |
(2級~4級の基準は異なります)
参加者コメント
木下英則 氏(地域レフェリーフィットネスインストラクター/北海道)
12月からの降雪のため外でのトレーニング環境が良好ではない状況でも、各自が計画的にフィットネステストに向けてフィジカルトレーニングを実施してきており、40m走とインターバル走共に、余裕を持ってクリアすることができていた。今後もシーズン開幕に向けて、万全の状態で望むことができるように、フィジカル面の強化に取り組んでもらいたいと思います。
眞鍋久大 氏(1級審判員/北海道サッカー協会所属)
新シーズンに向けて体力テストが終わりました。
テスト受講者全員で声を掛け合いながら皆で無事クリアすることができました。
テスト終了後も映像で自分の姿勢を確認し、シーズン開始までに足りないトレーニングはどういうものかをそれぞれ確認することができました。
シーズン開始までの期間を有意義なものにし、新シーズンに向けて準備をしていこうと思います。