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2014年度第1回強化副審研修会を実施

2014年06月11日

2014年度第1回強化副審研修会を実施

6月8日(日)、神奈川県・新横浜にて強化副審研修会を実施しました。
強化審判員とは、Jリーグでの比較的経験の浅い35歳以下の審判員を対象として、より多くの経験を積みレベルアップしてほしい審判員を「強化審判員」と称し、集中的に研修会を行っています。
今回は「オフサイドの判定精度を高める」ことをテーマとして、判定ミスが起こる要因を分析、改善策についてディスカッションを行った後に、実際のフィールドで判定ミスが起こりやすい場面を作り出し判定を行いました。
また、フィジカルトレーニングでは、副審として普段から行ってほしいトレーニングの確認を行いました。

インストラクターコメント

廣嶋禎数 トップレフェリーインストラクター
今回の研修会は副審の任務の中でも非常に重要な「オフサイド」をテーマに行いました。
前半の講義では、試合から切り取ったシーンを用い、グループでディスカッションを行いました。
自分たちが苦手とするシーンにはどのようなものがあるかを共有し、その中からミスの原因を考え、少しでも判定の精度を高めるべく、「ゲームの中で意識すべきこと」を考えるとともに、「普段のトレーニングや映像での振り返りですべきこと」を考えました。
また、後半のトレーニングセッションでは、フィジカルトレーニングとオフサイドに関するプラクティカルトレーニングを行いました。
講義、トレーニングとも12人の若手審判員たちは、自己を高めるべく積極的な姿勢で各課題に取り組んでいました。

審判員コメント

三原純 1級審判員(島根県)
今回の研修会では、オフサイドの判定精度をどのように高めていくかをテーマに取り組みました。
様々なケースで、判断ミスが起きる要因を分析し、改善策を意識しながら実践形式のプラクティカルトレーニングを繰り返し行いました。
オフサイドかどうかの見極めは得点に関わることが多く、攻撃側と守備側の競技者が素早く入れ替わる場面では特に難しい判断が求められます。
この研修会で学んだことを活かして、オフサイドラインの際どい駆け引きを正しく見極め、試合がより魅力的なものとなるように今後も努力していきたいと思います。

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