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Balcom BMW CUP 平和祈念 広島国際ユースサッカー2014で1級審判員強化研修会を実施

2014年09月17日

Balcom BMW CUP 平和祈念 広島国際ユースサッカー2014で1級審判員強化研修会を実施

8月9日(土)から12日(火)の間、「Balcom BMW CUP 平和祈念 広島国際ユースサッカー2014」が開催され、この大会に併せて1級審判員強化研修会を実施しました。

今回参加した審判員は、まだ経験の浅いJリーグ担当審判員です。担当した試合の映像を用いながら、インストラクターによる試合分析、審判員同士のディスカッション等を行い、全体のレベルアップを図りました。

※「Balcom BMW CUP 平和祈念 広島国際ユースサッカー2014」は、今年で9回目の開催となり海外からオリンピック・マルセイユU-18(フランス)、フラムFCU-18(イングランド)、地元から広島県高校選抜、サンフレッチェ広島F.Cユースの4チームが参加しました。

コメント

三上正一郎 1級審判員(北海道)
今回参加した平和祈念広島国際ユースサッカー2014での研修は、定期的に開催されている各種研修会と違い、少人数のため、個々人の課題に対して使う時間が多く、密度の濃い研修となりました。参加チームにフラム、マルセイユのユースチームも参加しており、試合の内外でいつもと少し違うサッカーを感じることも出来ました。また、研修の時間以外でも、少人数のため、みんなで行動することが多く、サッカーや審判のことについて話す時間が自然と増えました。台風の影響で一部のプログラム(観戦研修)が変更になりましたが、中国地域の審判トレセンの方々、試合の担当審判員の方々とサッカーや審判について、色々な話をする場にもなりました。
このように、今回の研修ではサッカーや審判について、感じたり、考えたり、話したりする中で「サッカーとは、審判とは」という部分をより一層深められた研修会になったと感じています。今回の研修で学んだことを今後に生かして、より良い試合の運営をしていけるようがんばりたいと思います。

佐藤祐一 1級審判員(北海道)
研修会では、インストラクターより「協力ではなく、思いやり・助け合うレフェリングを心掛ける」、「判定の的確性、連携、見られている、ということを意識してスイッチのONとOFFを使い分けて副審の任務の質を高める」という課題をいただき、台風の影響が懸念される中、4日間の日程が進んでいきました。試合では国際大会らしく激しくタフなプレーが続き、その中でも選手達は倒れずにフェアプレーを忘れることなく集中して試合を続け、我々審判チームが示した基準も受け入れてプレーに専念しれくれたのがとても印象的でした。
そこで、特に自身が課題と感じたのは語学力です。今回は主審が思いやり・助け合いの精神のもと英語で積極的にコミュニケーションを図り、試合は円滑に進みましたが、話せない自分はサッカーの幅を拡げる意味でも早急に知識をつけなければならないと強く感じました。研修会に参加させていただいた事により得た課題に感謝して改善に取り組み、今後のレフェリングだけではなく審判員としての行動にさらに責任を強く背負い、日々進歩していきたいと思います。

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