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2014年度 第2回強化副審研修会を実施

2014年09月19日

2014年度 第2回強化副審研修会を実施

9月15日(月・祝)、JFAハウスにて強化副審研修会を実施しました。
Jリーグでの比較的経験の浅い35歳以下の審判員を「強化審判員」として、より多くの経験を積みレベルアップするため集中的に研修会を行っています。
今回は「ファウルサポート」をテーマとして、実際に審判員たちの経験からファウルサポートが難しい場面についてディスカッションを行い、より良い「ファウルサポート」を行うための改善方法を整理していきました。

講師コメント

廣嶋禎数 トップレフェリーインストラクター
今回の研修会はテーマを「ファウルサポート」としました。自分で最終決定をすることのできない副審にとって「ファウルサポート」は難しさを伴うものです。
参加した審判員たちは、実際の試合で起こった「上手くできたケース」「失敗したケース」を互いに出し合いました。また、試合での映像を見ながら話し合い、少しでも自分を向上させようとする積極的な姿勢がみられました。

受講者コメント

藤沢達也 1級審判員(山梨県)
ファウルサポートの上手く出来たケース、上手く出来なかったケースの事例を参加者全員で出し合いディスカッションをしました。「上手く出来たケース」では、①「主審の位置が確認できている」、②「副審からのサポートしなければならないという意識」という意見が挙がり、逆に「上手く出来なかったケース」では、①「争点は近いが事象が見えない」、②「見るポイントが2つ以上あるとき」などの意見が挙がりました。
今回のディスカッションで、副審からのファウルサポートが必要な場面になったときは、すべてを見るのではなく優先順位をつけて判定するということを再度認識させられました。
いろいろな事例が出てきたのでまだ経験の浅い自分にとっては良い研修会になったと思います。
副審の仕事は主審のゲームコントロールを援助することなので、今後の試合でも常に主審の位置を確認し、ファウルが取れなかったときに良いサポートができるように心掛けたいと思います。

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