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2013年度第2回アセッサー研修会実施
2013年11月06日
JFAでは11月2日に2013年度第2回アセッサー研修会を実施しました。
「アセッサー研修会」は、Jリーグ、JFL、なでしこ・チャレンジリーグ等を担当しているアセッサーを対象に年に2回開催されており、今回は4月に実施した第1回目に続き2回目の開催となります。
アセッサーとは、審判員のパフォーマンスを評価する評価者。
審判員は、試合ごとにアセッサーから「良かった点、改善すべき点」など常に評価を受けています。
同時にアセッサーも評価の方法や指導方法などを向上させるべく研修を行っています。
今回の主なテーマは、「アセスメントレポートの修正」について。
アセスメントレポートとは、審判員を評価する際に使用している評価項目が書かれているもの。アセッサーはそれに基づいて審判員のパフォーマンスを見ています。
JFAでは2015年度から1級審判員を対象にアセスメントレポートの内容を一部見直すことにしています。
今回の研修会では、アセスメントレポートの改善に向けて、現行の「妥当な点」「課題となる点」を中心に、評価の項目や評価点のあり方等についてディスカッションを行いました。
講師コメント
小幡真一郎 指導者部会長
アセスメントレポートには、
①審判員のパフォーマンスの向上に役立てる
②審判員の研修やトレーニングへの課題を提供する
③審判委員会に審判員の評価を提供し、昇降格・割り当て等の資料とする
という目的があり、今回、なぜ変更するのかを説明したあと、皆さんに時間を掛けてディスカッションをしていただきました。
グループごとに、いろいろな角度からポジティブで大人の話し合いができたように感じました。
特に、試合の難易度と審判員のパフォーマンスの考え方については、審判員の立場も含めて多くの意見やアドバイスを頂くことができたように思います。
今後、さらに吟味し、提案できるものを作成したいと考えています。
受講者コメント
深野悦子 1級インストラクター
アセッサーにとって、指標であるアセスメントレポートを変更するということは非常に大きな改革です。
今回、全アセッサーが意見を出しあい、変更に取り組んだことは、「一人一人のちからを集結して、1つの大きなものを作り出す」というアセッサーの存在そのものを表しているように感じました。
無論このレポートの目的である、審判員の改善に役立つものとなることを確信しています。
山田正 1級インストラクター
アセスメントレポートの修正についてディスカッションした中で感じたのは、各項目に審判員の良かった点をベースとした、審判員の資質向上を目指す方向性を強く感じました。
従来のレポートも目的は同じだったと思いますが、指導や改善点を指摘することを中心に行われていたように思います。
私たちも2015年から運用する新しいレポートに向けて意識を新たにする必要があるように思いました。
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