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2015年度 第1回J3担当審判員研修会を開催

2015年02月23日

2015年度 第1回J3担当審判員研修会を開催

2月13日(金)~15日(月)の3日間、千葉県・帝京平成大学千葉キャンパスにて、2015年最初のJ3担当審判員を対象とした研修会を実施しました。

今回参加した審判員は2015シーズンに向け、各個人の現状を認識し、自分をより高めていくためのフィジカルトレーニングや、副審としてやるべきことの講義、また、考えたことを表現(アウトプット)するジェスチャー伝言ゲーム、「花」・「華」という言葉からイメージしたものを協働してチラシに作り上げていく様々なワークにも積極的に取り組んでいました。

2年目を迎えるJ3リーグの開幕を1か月後に控え、いい緊張感の中、仲間意識を高めたり、各審判員の特徴を理解することができた、実りの多い研修会となりました。

研修会の主なプログラム

2月13日(金)
開講式・アイスブレイク「ジェスチャー伝言ゲーム」、持久性トレーニング
2月14日(土)
測定「40mスプリント、12分間走、Yo-Yoテスト」
講義「副審として」、ワーク「イメージしたものを表現しよう」
2月15日(日)
トレーニング「ストレングス」、講義「フィジカル理論」

インストラクターコメント

柏原丈二 トップレフェリーインストラクター
2015年シーズン開幕まで1ケ月となりました。我々審判員も2泊3日でフィジカルをメインとした研修会を開催しました。各個人のフィジカルがどのレベルにあるか現状を把握し、更なるレベルアップの重要性を認識し、シーズンに向けての準備やシーズン中も各自が意識を高く持ち取り組んで行くために実施しました。

また、レフェリングにおいても、ゲームの流れを意識して(戦術等)判断すること、スムーズなコントロールの重要性を映像からディスカッションし、ゲームに生かしていけるよう講義を行いました。新たなメンバーも加わり、審判員には切磋琢磨をしながら強い気持ちでゲームに臨むことを心がけて欲しいと思います。

山岸貴司 JFAレフェリートップフィットネスインストラクター
開幕を目前に控え、担当審判員には昨年以上にこの研修会に臨む強い意志と覚悟を期待していました。昨年もJ3を経験した審判員もいれば、新たにJ3を担当する審判員もいて、チームとしては新たな出発となりました。フィジカルパートとしては、各人のランニング映像を撮り、走り方の確認、フィジカルテストから今の自分の力量確認、ストレングスの実践方法とシーズンを通しての取り組み方など、非常に基本的ではありますが、とても重要な要素が盛りだくさんで、審判員には自身のコンディションを見つめるいい機会になったと感じています。プロフェッショナルリーグを担当する審判員として、より一層の強い気持ちを持ってオープニングゲームに臨んで欲しいと思います。

参加者コメント

長谷拓 1級審判員(北海道)
Jリーグの各クラブがキャンプでチームコンディションを高めているのと同じく、我々審判員もコンディションを高めるべく、研修会・トレーニングを実施しました。選手の皆さんがハードなトレーニング、そして戦術理解を深める中、プレーヤーに劣らぬフィジカルレベルの獲得、戦術の理解、競技規則の共通理解を目指した研修でした。私たち審判員は、競技者の安全を確保しつつ、スピーディーでタフなゲームコントロールを保証することが求められています。

しかし、審判員の取り組みだけで実現することは不可能です。私たちは審判(=競技規則を形式的に施行)するだけでなく、J3というリーグが競技者・役員・サポーターすべてのみなさまが楽しめるものにしていく使命を背負っていると思います。その実現に向けて最善を尽くし、今年のJ3を最高のものにしていきたいと考えています。選手の皆様、チーム関係者の皆様、チームを愛する皆様、今年も、素晴らしいJ3リーグ実現のため、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

淺田武士 1級審判員(千葉県)
今回の開幕前の研修に参加して、改めてプロのリーグを担当する審判員として自覚と責任を感じました。特に、レフェリーとして必要なフィジカルの部分では、映像やテストを行ったデータから自分の長所と短所を知ることができました。長所にはさらに磨きをかけて、今回発見した短所についてはトレーニングを重ね、シー ズン開幕をベストなコンディションで臨めるように準備したいです。今回の研修で学んだことをさらに深めて日々精進していきたいと思います。

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